こんにちは!aroaukunです!
この競馬場が大好きだ!の第5弾は、笠松競馬場です。
笠松競馬場といえば、オグリキャップ、ライデンリーダーを始めとする名馬のふるさと。
それでいて安藤勝己、安藤光彰、柴山雄一などの騎手を輩出した競馬場でもあります。
馬も人も生み出し、中央と地方の垣根を壊していきました。
オグリキャップがクラシック競走の道を作り、ライデンリーダーは地方からクラシックへの道を作ります。
そして安藤勝己は地方から中央へ有力騎手が移籍できるように切り開きました。
笠松競馬場なしに、今の日本の競馬界の発展はあり得なかったといっても過言ではありません。
そんな笠松競馬場ですが、私は何回か言ったことがあります。
とはいえ、10年近く前なので、今はもう違うよ!という話もあるかもしれないのであしからず。
いずれも冬場に行ったのですが、まぁ冬場に行くものではありません。
まず1階は吹きさらし状態で、真冬の冷たい風との戦いです。
上に、ハロゲンヒーターみたいなのがついていますが、気休めでしかありません。
ですので、普段はお酒を飲みながら競馬をやるんですが、そんな余裕もなかったです。
お金を払って特別観覧席に入ることをオススメしますが、できれば午前中に入りましょう。
午前中の方が特別観覧席の値段が安かったからです。
今は知りませんが、なんじゃそらと思ったのを覚えています。
予想屋さんは当時南関東の予想屋さんしか知らなかったので衝撃を覚えました。
お客さん相手にがなり立てることもなく、静かに語り掛ける感じ。
世間話をするように予想を数人にしていき、立ち止まるのが憚られました。
過去に痛い目を見ており、一見さんをカモにするかのような態度をとられたことがあります。
オフト後楽園、あそこで痛い目を見てから、競馬場は戦場だと思っています。
誰かに声をかけられたら、知らぬ存ぜぬでかわし、できるだけ無視。
心を許せば、どこまでもついてくると考えないといけません。
園田競馬場に行った時も同じで、地元の人がたむろするところでは極力食事もとりませんでした。
そんな中で、笠松競馬場の中にイタリアンのお店がありました。
オムライスがおいしく、地震が来たら崩れそうな周辺の雰囲気とは似ても似つかぬ感じです。
ここに地元の人はたむろしておらず、安心して食事ができました。
初めて行くところは何人かで行くべきだと思います。
肝心の馬券ですが、会心の当たりもあって大勝ちしました。
いずれも寒い時期に足を運んでいたものの、懐だけは温かいという状況。
なんとかいい思い出を確保できました。
笠松といえばハロー車がレースを壊し、厩務員がゲートの中にいるのにスタートさせるところ。
先日はヘビが電気系統に触れて停電するという、令和とは思えない出来事が発生しました。
のどかではありますが、土地の問題で存続が危ぶまれるなど、危うさがまだまだある競馬場です。
地理的な問題で、お客さんも馬も車に気を付けて競馬場に行かないといけない怖さも。
パドックが内馬場にあり、ロクに周回もしないという、信じられない光景もありました。
名古屋競馬だってそんなことをしないのに、なぜ笠松はそれをするのか。
今はどうか知りませんが、当時は衝撃でした。
それでも笠松競馬場は大好きな競馬場です。
地元が岐阜というのもありますし、ツッコミどころが満載なのが好きです。
それでいてボートレース的な3連単の買い方が成立する数少ない競馬場。
魔境ではありませんし、レースのランクが細かく分けられていて予想もしやすい。
自分にとっては、大好きな競馬場です。
でも、令和とは思えない出来事を起こしすぎなので、もう少し時局を読めるようになってほしいものです。
それでは失礼いたします。