今週のお題「卒業」
色々と反応をいただけるので、過去のお題で書いていこうと思います。
競馬の話題が多いですが、この機会に他の記事も読んでいただければありがたいです。
卒業という言葉に甘酸っぱい思いを抱く方は多いのではないでしょうか。
しかし、自分の場合、卒業のフレーズに対し、匂いも味も感じたことはありません。
どちらかといえば、尾崎豊よろしく、「支配からの卒業」だったからです。
いじめといじられは紙一重ですが、学生時代全部いじられっぱなしでした。
特に辛かったのが中学時代と高校時代です。
中学時代に関しては、スクールカーストの最下層の最下層にいました。
最下層の中で面倒な思いをしたくなかったので、あえていじられキャラのポジションに飛び込んだわけです。
スクールカーストでは上層部あたり、でも、その中ではド底辺。
芸人の気持ちを自分は痛いほどわかりますし、性格や底意地の悪い人を散々見てきました。
特に性格の悪い女性は、多少話をすればすぐに見抜けます。
おかげで、人に対する見切りだけはうまくなったのかなと。
高校時代はスクールカーストも何もなかったですが、相変わらずのいじられキャラです。
いじっていた側は、たいして覚えていないわけです。
悪意があったわけではなく、その日その時を楽しくしたいだけのことですから。
でも、受け止める側は、アハハオホホで忘れられるもんではありません。
いつまでも覚えていますし、どこかで倍返しにしてやるからなと思っています。
卒業に対し、甘酸っぱいとか涙とか、そんなもんは全くありません。
あ~せいせいした、もう顔を合わせなくて済むわ!ぐらいなものです。
しかし、その後全く同窓会に参加しなかったわけではありません。
中学時代は、成人式の兼ね合いで同窓会に参加しました。
当初参加の予定はなかったのですが、誘われていくことに。
ワインのピッチャーを全部空けて、とにかく飲んだものです。
二次会のカラオケになだれ込んで、いわゆるヤンチャな人たちと騒いでました。
お酒を飲めば、その人たちについていけるわけです。
自分にはお酒があったか、これは今でもそう思います。
おかげでバーベキューに誘われ、どうにかリア充の雰囲気だけは楽しめました。
自分って人間は本当に学校が嫌いだったんだなと思います。
尾崎豊の気持ちがわかると書けば、尾崎豊のファンに袋叩きにされるので書きません。
ただ、支配からの卒業と心を込めて歌いたくなります。
そう思うと卒業は無味無臭ではなく、血なまぐさかったのかもしれません。
サバイバルに生き残った、どうにか命だけは守って卒業できたので。
死にたくなったときは本当にありましたから。
ただただ自分は運が良かった、出会った人に恵まれました。
たった1人のおかげで中学も高校も大学も無事に卒業できましたから。
友達は100人もいらない、1人だけでいい、そう断言します。
甘酸っぱい体験をしたけりゃ友達は100人でも200人でも作ればいいでしょう。
生き残るだけを考えるなら1人いりゃいいんです。
それでは失礼いたします。