競馬の賭け方において、点数をいかに減らすか、これを重視する考え方があります。
全流しが当然安全ですが、お金もかかりますし、ガミの可能性が高まります。
ガミるぐらいなら点数を絞る、しかし、抜ける可能性もある。
競馬で勝負する、賭け方を工夫する中では色々悲喜こもごもが出てきます。
そんな中で、ユニークな競馬の賭け方があります。
それが「騎手をメインにした着固定馬券」です。
この騎手は2着が多い、3着が多いと狙い撃ちにするのがこの馬券の特徴です。
例えば、6月末時点でのリーディングを見ると、ルメール騎手が95勝し、トップです。
2着54回、3着46回、非常に優秀です。
優秀と思われる騎手は、1着の回数が多く2着が少ない、このパターンです。
例えば全国リーディング10位の横山武史騎手、1着は39回ですが、2着は20回しかありません。
同じ39勝には吉田隼人騎手、デムーロ騎手がいますが、騎乗回数はちょうどこの2人の真ん中あたり。
にもかかわらず、10回も2着の回数が少ないわけです。
着狙いで2着ゲットみたいなことがないんだろうなと個人的には思っています。
やけに2着が多いとすれば、今年でいえば和田竜二騎手。
33勝、2着46回、3着31回、4着33回、5着32回を見ても2着の多さが目につきます。
和田竜二騎手2着固定で馬単や3連単を買うというのが、騎手をメインにした着固定馬券です。
ネット上では柴田善臣騎手の4着を伝統芸と称する動きがありますが、やってることは変わりません。
労せずして点数の鬼絞りができるわけですから、当たった時の爽快感は最高です。
この競馬の賭け方は、南関東などで競馬を一緒にやってきた知り合いの方がよくやっていました。
自分もそのおかげで、結構おいしい思いをさせてもらいました。
この馬券にすがる時は、結構困っている時なので、外れても悔しさがありません。
獲れればラッキーぐらいなものですから。
今年の2着騎手は今のところ和田竜二騎手ですが、問題は他にもいるのかどうか。
幸英明騎手が2着53回、2着リーディングがあるなら堂々の第3位。
あとは藤岡康太騎手、石橋脩騎手などがいますが、津村明秀騎手を推したいです。
1着17回、2着38回、倍以上2着が多いというのがその理由です。
1着よりも2着が先行するのはいいにして、倍以上となれば話は別。
勝ちきれないことを意味しますし、このトレンドは乗っかりたいところです。
丹内祐次騎手は3着が多く、3着固定で狙うのもいいでしょう。
数年前は2着が多かった丹内祐次騎手、丹内2着固定で何度もお世話になりました。
丹内騎手はマイネル軍団のセカンドドライバー的なポジションですが、たまに大仕事をやってくれます。
夏の北海道シリーズ、去年は何度もどでかい当たりを拾えたので印象は最高です。
古川吉洋騎手も1着より2着が倍あり、木幡巧也騎手は3着が1着の倍。
石川裕紀人騎手は1着9勝、2着25回、ここも狙い目でしょう。
菊沢一樹騎手、菅原明良騎手、柴山雄一騎手などそういう騎手はわんさか。
あなたにとって、この騎手、2着っぽい、3着っぽいといつ人を見つければいいわけです。
そして、腹をくくって勝負する、これでいいでしょう。
時にそんな競馬の賭け方があってもいいわけですから。