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中山記念2022過去10年の傾向をまとめてみた


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前走クラス別の成績

前走GⅢ

・過去10年で4勝だが、そのうちの4勝はいずれも中山金杯中山金杯以外だと0-4-1-12と微妙。

中山金杯組は4勝のうち3勝が1着馬。残りはその年の中山記念で2着だったウインブライト。

中山金杯以外からの参戦した馬のほとんどは前走重賞を勝っている。またダート挑戦で惨敗したロゴタイプ中山記念で2着に食い込んだケースも。

→該当馬はなし。惜しかったのは福島記念2着のヒュミドール

前走GⅠ

・過去10年で5勝、5-4-3-23という成績。レーティングがGⅠ並の中山記念らしい傾向に。

・1秒以内の負けに収めた馬が活躍しやすい。1秒以上の大敗から巻き返したケースは前走有馬記念に多い。

・前走海外競馬組も1秒以内の負けだった馬ばかりで、それなりに実力のある馬が来る。

・5番人気以内だった馬が好走しやすい。

有馬記念で大逃げを打ったパンラサッサ、マイルチャンピオンシップ3着のダノンザキッドが該当。

馬券になりやすい位置取り

・ここ5年は5番手以内でレースを進めた馬が馬券圏内に入りやすく、唯一の例外は17年2着のサクラアンプルールのみ。

・ただ逃げ馬がそのまま残らないのも中山記念の特徴。開幕週もあるからか、前半60秒を切るペースもその要因か。

・2着ないし3着に残る馬は元々逃げに定評がある馬。シルポートマルターズアポジーが該当する。

・上がりの脚は鋭さが求められ、ジリ脚は厳しい。自分で動ける馬に有利に働く。

→逃げに定評があるのはパンラサッサ。すんなりと5番手をとれそうなのがウインイクシード。

穴になる馬の特徴

・過去10年で2ケタオッズで馬券に絡んだ馬の多くは6歳以上。ベテランの巻き返しが目立つ。

・前走オープン特別や重賞で馬券圏内に入っていたものの、オッズが上昇していない馬が狙い。

・20年3着のソウルスターリングは出走取消2回を挟んでいたが、最後に走ったヴィクトリアマイルは1秒以内の負けにとどめていた。データに合致する馬が第一条件で、合致したら思い切り狙ってもよさそう。

→該当馬はヒュミドール、カラテ。カラテは厩舎が今秋定年で解散に。ただここを使うのが予定だったのかどうか。

最終的に残った馬プラス気になる馬

2枠4番ヒュミドール

3枠5番パンサラッサ

4枠7番ウインイクシード

6枠11番カラテ

8枠15番ダノンザキッド

最終的な見解

ダノンザキッドを一番手に推したい。中山での相性もあり、距離適性もまずまず。珍しく多頭数となったが、意外と流れそうなので問題はない。

斤量55キロ、古馬相手でもそれなりにやれている状況を見れば、ここで勝ち負けにならないと今後が大変そうだ。

他の4頭はどこかに不安要素があるが、どの馬が絡んでも不思議ではない。

アドマイヤハダルの取り扱いが難しいところ。オープン特別で勝ち切れない中でどうか。


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