競馬とボート、パチンコパチスロをダラダラやる男のブログ

競馬やボート、パチンコパチスロの話題を中心に、賭け方をよりスマートにしながら、試行錯誤を繰り広げているブログです。


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試験も最後は根性の勝負


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今週のお題「試験の思い出」

 

試験で合格するには何が必要か、自分は明確にわかる。

とにかく勉強して何度も何度も演習問題を解き、穴を埋めるしかない。

高校受験や大学受験、検定試験、入社試験など色々な試験を受けて、合格をした経験からその結論に至った。

もちろん不合格の経験も多く、不合格の時は得てしてふわふわとした勉強しかしていなかった。

まぁこれくらいやればいいだろうという時はたいてい失敗する。

この場合はどうなる、あのパターンならやばいぞ!と色々と可能性が浮上し、それを勉強で消していく、これができればまず不合格にはならない。

 

試験とは違うかもしれないが、こんな経験がある。

サービス業を営むとある中小企業で、店舗責任者になった時のことだ。

今思えば明らかなブラック企業だったが、競馬の金さえ確保できればいいやぐらいにしか思っていない、お互い様な環境の時。

毎月会議があって、店の成績が悪いと、ボロクソに叩かれ、こき下ろされるような場である。

その会議の中で、店舗で使うマニュアルやロールプレイについて、事前に暗記して、誰かにやらせるという通達があった。

こんな時、あなたならどう考えるだろうか。

もしかしたら自分がやるかもしれないと思うか、それとも、その時はその時で、怒られてもいいやと思うか。

当時店舗責任者になったばかり、しかも、店舗の立ち上げまでの経緯が複雑で、新人に近かった自分が人手不足で抜擢されてしまった部分もあった。

こういうのは、最悪を想定し、その最悪を回避するように対策を立てるしかない。

万が一杞憂に終わっても、得られるものはあるのだから、無駄骨とはならない。

もし何もしないで最悪の事態に巻き込まれたら、その代償はあまりにも大きい。

マニュアルやロールプレイの文量は結構あった。

役者が芝居をする前に覚えるレベルのセリフがあり、一言一句すべて覚えた。

100を覚えるとして、1から100まで完璧に言わないといけないとする。

99まで言えたのに100まで言えなかったら、また1から始める、1から100まで澱まずに言えるまで徹底する、これで覚えられる。

 

そして当日、案の定、自分がターゲットにされた。

嫌々ながらも必死に暗記をした結果、なんとか最後まで覚えたことが言えた。

本当は、自分が言えなくてボロクソに叩かれ、吊し上げる予定だったのかもしれない。

めちゃくちゃ怖い会長、腰ぎんちゃく的な社長が、素晴らしい!と力強く拍手をした。

若手がこれだけ完璧にやってるのに、ベテランがたるんでいるぞ!とその後叱責があったのだが。

日本的な会議とはそういう場なのだろうと、当時若いなりに感じたものだ。

 

物事には肝心要のタイミングがある。

そこさえ外さなければ、多少やらかしたとしても、そこまで咎められない。

ここぞで強いと思われればいい。

ここぞで弱いは、いつまでたってもナメられてしまう。

自分はそのあたりの勘だけは鋭い。

なぜその勘を恋愛につなげられないのだろうか、そこの勘だけ外しまくる自分が本当に憎い。


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