前走クラス別の成績
前走GⅢ
・過去10年で4勝だが、ホープフルステークスのGⅠ昇格もあってか、伸びは鈍い。
・最低条件は5着以内で1秒以内の負けまで。
・過去10年で10頭が馬券圏内に入っているが前走1着は4頭。いずれも2歳重賞。
・前走が3歳重賞だったケースは、コンマ3秒負けにとどまったケースが目立つ。
→該当馬はジャスティンロック、ロジハービン、メイショウゲキリン。マテンロウレオはデータを打ち破れるかどうか。
前走GⅠ
・前走ホープフルステークス組は、5着以内に入り、1秒負けまでにとどめていることが条件。
・前走朝日杯組は、2番人気以内もしくは2着までが大多数。例外は15年3着のタガノエスプレッソだが、前走はコンマ5秒差の6着だった。
→該当馬はドウデュース、ラーグルフ、ボーンディスウェイ。普通ならドウデュースだが。
それ以外の格付け
・前走新馬組は過去10年で8頭参戦し2着1回のみ、未勝利組はすべて着外。唯一馬券になったのは19年2着のシュヴァルツリーゼで、前走はコンマ4秒差つけての快勝。
・意外に無視できないのが前走1勝クラス。前走1着は絶対条件で、タイム差をつけて勝っていることも大きい。
・前走オープン特別組は若駒ステークスからの組のみで、ここ最近は絡んでおらず。まして京都開催でもないので、データ的には弱め。
→該当馬なし。リューベックが若駒ステークスを勝っているが、ペースや頭数はあったにせよ、タイムが弱め。
馬券になりやすい位置取り
・3コーナーから4コーナーにかけてポジションを上げる馬が目立つ。これまでに3コーナーから4コーナーにかけて動いて勝った馬などに注意。
・ここ5年は上がり最速馬が馬券圏内に。ちなみに上がり3ハロン33秒台で馬券圏内に入った馬は過去10年で2頭いるが、ワグネリアンとマカヒキ、ダービー馬2頭。
・位置取りは4コーナーで5番手以内。例外が出るケースは稍重などに悪化した場合で、今週は晴れ予報。
→ジャスティンロックやラーグルフ、ロジハービンが前走3コーナーから4コーナーで動き、結果を出している。ドウデュースの上がりタイムが33秒台をマークし、3着以内に入ればダービーも有力か。
穴になる馬の特徴
・中山1800や2000での勝利経験、もしくは中山でのオープン特別以上で掲示板に入っていた馬。
・距離に関係なく重賞勝利経験馬。
・東京1800以上、阪神1800での勝利経験。
→該当馬多数、その中ではボーンディスウェイが面白い。典型的な中山巧者。
最終的に残った馬プラス気になる馬
1枠1番ジャスティンロック
2枠2番メイショウゲキリン
6枠6番ボーンディスウェイ
6枠7番ドウデュース
7枠8番ラーグルフ
8枠11番ロジハービン
最終的な見解
穴から狙いたい。ボーンディスウェイを本命として推してみたい。
ホープフルステークスではマテンロウレオにハナ差だが先着。展開的にはマテンロウレオやアケルナルスターの方がいいとは思うが、前目で運ぶことを考えると、ボーンディスウェイを上に見たい。
葉牡丹賞を2分0秒6で逃げ切っており、弥生賞の勝ちタイムの傾向を見れば、激走してもおかしくない。
できるだけ皐月賞やダービーまでにレースをカットするのが主流の中で、マテンロウレオがここを使う意味を見出せない。ぶっつけ本番には時間があり過ぎるという判断だとは思うが。
メイショウゲキリンは相手なりに走る馬なので、ボーンディスウェイとのワイドはおいしいかもしれない。