高松宮記念の週、オールスター感謝祭の週にドバイミーティングが行われることが多い。
ドバイミーティングを日本で「合法的に」購入できるのはドバイゴールデンシャヒーン、ドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイワールドカップの4レース。
日本馬が大挙して参戦し、勝つ可能性は高いだろう。
しかし、自分は日本馬を本命にせず、できるだけ外国馬から買うようにしている。
それにはちゃんとした理由がある。
理由① 日本馬が勝てばそれだけでうれしい
自分は、日本馬が勝ってくれればそれだけでうれしく、何年先もそのレース映像を見続けられる。
ラヴズオンリーユーがブリーダーズカップで日本馬初の制覇を果たした時も、別の馬から買っていた。
それでも何度もレースを見ていられるし、涙が出るくらい嬉しかった。
自分は、金を賭けて的中させなきゃ喜べない人間ではない。
日本馬が勝ってくれれば、めちゃくちゃ嬉しい。
この前提があるからこそ、自分は外国馬を買える。
理由② 外国馬のオッズに妙味がある
海外競馬はチャンスがあるたびに参加しているが、おそらくプラスだと思う。
その理由は、単複のオッズに妙味があるから。
日本人は何をファクターに予想をするかといえば、競馬新聞やスポーツ紙ぐらいしかない。
日本の競馬でも競馬新聞の印が人気を左右する傾向にあるが、より顕著なのが海外競馬である。
しかし、予想するのは日本の競馬を見ているだけの記者で、海外競馬に関する知識は恐らく日本の競馬ファンと同等だろう。
友人に、ドバイワールドカップは何が来るかな?と尋ねるような感覚で印を見て、それで買うようなものだ。
ただでさえ日本馬に応援馬券が集中する。
そこに妙味が生まれる要素があるわけで、これを狙わずにはいられない。
理由③ 日本馬が負けても精神的に落ち着ける
2012年の凱旋門賞、オルフェーヴルが最後の最後で負けてしまい、2着になった。
あのレースだけは二度と見ることができない。
怒りや悔しさがこみ上げ、今でも叫びたくなる衝動に駆られるからだ。
当時馬券発売はなく、純粋に日本馬を応援するしかなかった。
もしあの時馬券を買えていたら、ペリエの馬が1着になってその馬の単勝を持っていたら、恐らく自分は何度もレースを見ていただろう。
日本馬が負けたとしても、馬券で金銭的補填、慰謝料的なものをもらえれば、なんとか平静は保てる。
もしブックメーカーが合法になれば、自分はひいきチームの負けだけを買い続けるはずだ。
優勝するぐらい勝てば金銭的に損失が出ても幸せになるし、絶望するぐらい負けても金銭的な穴埋めになって、慰謝料にもなる。
まとめ
海外競馬で外国馬を買うコツはレーティングが高くて、斤量減の馬を買う事だ。
これである程度は当てられるし、意外と妙味もある。
自分のやり方は多くの人に相いれないやり方かもしれないが、ストレスなく競馬と接するための1つの方法と思っていただければそれでいい。