ビーアストニッシドにしたのは別に後悔していない。
今日の皐月賞に馬券を当てる選択肢は1つもなかった。
まぁいつものことだ。
木村哲也厩舎は有力馬が多く、チャンスはあるだろう。
不倫で干される世界もあれば略式起訴で前科がついても通常営業の世界もある。
どちらが公平でどちらが不公平なんだろうか。
自分でフラグを立てていたなぁとゴールの瞬間に感じていた。
昨年はワールドプレミアが天皇賞春を制し、JRAは悪を勝たせる、正義は必ず勝つとは限らないという戯言が思いついた。
競馬界で正義といえば蛯名正義厩舎だが、まだ未勝利。
正義は勝たない、悪は勝つ、今年もそうだったか。
ちなみに昨年の天皇賞春はそのおかげで本命にして、ゲットできた。
馬には責任がないを連呼せざるを得ない空気。
当然、馬には責任がないし、ワールドプレミアは持続化給付金、今度は騎手への暴力。
ボートレーサーなら略式起訴になれば1年以上出場停止になる。
夫婦喧嘩で一時的に逮捕された重成一人は1年以上出場停止に追い込まれ、どうにかB2からやり直そうとしている。
調教師は数か月程度休むだけでいい。
重い十字架を背負うべき案件だが、果たして本人は何を思うだろうか。
これを書いた記者は、ボケで書いてるんだろう。
向こう見ずだから殴ったのか!と突っ込んでほしいのかもしれない。
略式起訴も立派な前科である。
思えば、競馬界は前科がついたり、つきそうになったりした人がそれなりにいる。
彼らは相当なバッシングを受け、すべてを失ってどん底からやり直した。
木村哲也はすべてを失ってどん底からのスタートだろうか。
もう1回同じことをした時、だれが一番恥をかくだろう。
パワハラは癖になり、ちょっとのはずみでまた同じ事態を招く。
それが競馬の神様からの手切れ金となるのか、それとも本当に悪が勝つ世の中なのか。
そういえばワールドプレミアもジオグリフも福永祐一が勝たせた。
ワールドプレミアの時は誰しもが可哀想に思うほど喜び控えめ。
持続化給付金の問題で多くの騎手が絡んでいたから仕方ない。
同じ騎手の仲間が、調教師に殴られてえらいことになっていた。
ならば今回も喜び控えめのはずだが、それなりの充実感を感じさせた。
世の中なんてそんなものだ。
木村哲也よ、石神深一を見習え。