前走レース別
羽田盃
・羽田盃組は過去10年で7勝2着5回3着8回と、無視することが暴挙になる数字を残している。
・着順だけで見れば、1着馬は羽田盃3着以内の馬、3着までだと羽田盃7着までの馬。
・ちなみに羽田盃3着だった馬が4勝しているが、4番人気もしくは11番人気と上り調子から東京ダービーを制した形。
・羽田盃5着以下だった馬が巻き返すケースは、人気より着順が良かったケース。羽田盃で人気を裏切った馬は東京ダービーでも苦しい。
→該当馬はミヤギザオウ、ライアン、イルヴェント。羽田盃は人気馬総崩れで、素直に人気より着順が良かった馬を買えばいいが。
羽田盃該当馬のみで調べる穴馬の傾向
・11番人気3着や羽田盃5着以下からの巻き返しなどで連対した馬には、地方での重賞勝利経験、もしくは中央挑戦の経歴があった。
ライアンは船橋の平和賞を勝っており、連対以上の可能性を秘める。
イルヴェントは残念ながら重賞勝利も中央挑戦もないので、望み薄か。
ミヤギザオウも羽田盃を含めれば、地方での重賞勝利経験に該当するが、それ以前がどうか。
今回羽田盃の中で狙うとすれば、ライアンということになる。
東京湾カップ
・ここ最近のトレンドは東京湾カップで、2020年は2着まで東京湾カップ組が占めた。
・傾向だが、3着以内が絶対条件。ただ1番人気1着のようなものは必要なく、5番人気以内かつ3着以内が目安になる。
→該当馬はタツノエクスプレスのみ。この馬にも羽田盃の傾向を当てはめたが、この馬も微妙。本命にはできないが、ヒモでならどうか。
その他のレース
・その他のレースは前走1番人気もしくは1着、または交流重賞で3着以上が欲しいところ。
→該当馬はトーセンエルドラドのみ。東京ダービートライアルを1番人気1着で制した馬であり、地方に来て2戦2勝。中央では2歳秋に勝ちあがり、その後頭打ちに。しかし、乗り替わりが発生しており、羽田盃1番人気馬を捨ててまで乗るまでではなかったということか。
東京ダービー2022最終的な見解
本命はライアン。
浦和所属馬のエリート路線で結果を出し、浦和のレースから中5日で平和賞を勝つ。
平和賞は東京ダービー馬ヒカリオーソを輩出するなど、船橋2歳重賞の伝統的なレース。
中5日は予定通り、タイムは古馬のB級とあまり差がなく、もうそれだけのポテンシャルがある。
中央挑戦も検討されたが、全日本2歳優駿が惨敗で回避され、その後も苦戦は続いた。
ようやく羽田盃で復調した形で、フロック視されているようなら面白い。
馬連で買うのもいいが、ワイドでも面白い。
ただ人気次第なら単複でも十分いいし、穴馬を狙う以上その方がいいかもしれない。
もし馬連やワイドを買うなら人気薄ばかりを狙うので、ヒモ抜けはダメージが大きい。
東京ダービーはすんなりと決まらないのがここ10数年見てきた感想。
ライアンが人気にならないことを祈るのみだ。