女子ザジャイアントは本当に面白く、右打ちがサクサク進む。
だから、時間がなくても結構楽しめると思う。
豊丸だけあって、演出は安定のバカバカしさ。
しかし、当たる時は気持ちいい。
ボタンを押してると台枠がレインボーに光る時があるが、その時の優越感は素晴らしい。
そんな女子ザジャイアントには崩壊モードがある。
毎回転が激アツ演出なので、崩壊モードを理解して打たないと普通に神経がおかしくなる。
先日そんな崩壊モードにおばあちゃんが挑んでいた。
ガラガラの店内で自分の隣に座り、女子ザジャイアントを打ち始めた。
トナラーには自意識がなく、自分がどのように見られているかの自覚がない。
なぜか知らないがトラブルに巻き込まれるという人はこのパターンが多い。
自分は心の中でテメェこの野郎と思うだけにしているが、人によっては威嚇からの暴力沙汰まである。
無論、そんなことで手を出すのは馬鹿げているが、これに関しては一切同情しない。
自意識のない人間はいつか危害を加えられる。
だから、指摘を受けてるうちに改善するのがいい。
まぁそんなことがわかっていれば、苦労はしないのだろうが。
そんなおばあちゃんだが、やたら激アツ演出が来ている。
しかも、めちゃくちゃ外している。
その時点ではまだ崩壊モードに入れてるとは知らず、縁起の悪いことしやがってと内心キレていた。
この手のおばあちゃんは他人の台を平気で覗き込む。
そして、こちらの激アツを外させる。
疫病神って実在するんだと思うくらい。
ここでようやく崩壊モードになっていることを知ると、可哀想な気持ちになってきた。
仮に海物語で毎回転魚群が来られたら、人はどうなるだろうか。
発狂するのではないだろうか。
おばあちゃんも次第に台を叩き始め、終いには台に正拳突きをしたかに見えるくらい憤っていた。
そりゃそうだ、崩壊モードなんだから。
あと女子ザジャイアントの馬鹿げた演出を、高齢のおばあちゃんは理解できるだろうか。