競馬とボート、パチンコパチスロをダラダラやる男のブログ

競馬やボート、パチンコパチスロの話題を中心に、賭け方をよりスマートにしながら、試行錯誤を繰り広げているブログです。


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ニューヨーク嶋佐WBC発言に思うこと


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ためしてガッテンで立川志の輔が常に気にかけ、スタッフに口を酸っぱくして指摘し続けたことがある。

それは酒を飲んでる人でも、見ただけですぐにわかることをしろという趣旨のことだった。

ためしてガッテンといえば、わかりやすいセットが特徴的だが、よりわかりやすさを求めるため、毎回の収録はダメ出しの嵐。

20年以上、毎回ダメ出しの嵐というのは普通プロとしてどうかと思うところだが、取材する側のプライドもあれば、時間をかけて撮影してきたものを何とか形にしたい思いがある。

とはいえ、それをぶつけるだけでは酔っ払いの人たちにはわかってもらえない。

ゆえに毎回、何時間も出演者とスタッフのせめぎ合い、ガチンコでのバトルが展開される。

それをテレビで見たからか、ためしてガッテンの終了はとても納得がいった。

コスパ、タイパと効率化が叫ばれる時代において、あまりにも真逆だからだ。

立川志の輔の考えは正しく、酒を飲んでいない視聴者だって、一言一句テロップを追いかけようとしない。

ネットニュースもそういうものだと考えるならば、キリトリだのなんだのと嘆く方がおかしく、自らに原因があると考えた方が対策を立てやすいのではないだろうか。

 

ニューヨークの嶋佐和也の名前を検索すると、WBCが検索ワードで出てくる。

事の発端は3月14日の海外ドラマの発売記念イベントでのこと。

news.tv-asahi.co.jp

少なくとも日本にWBCで負けてほしいという発言は確認できない。

ゆえに、誰かの「捏造」ということになってしまうのだが、この直後に相方の屋敷裕政が、まるで当人が裏で言っていたかのように「早く負けてほしいって言っていた」と発言する。

一種のギャグでこういうことを言う芸人は結構いるのだが、ギャグがギャグでなくなるのは、信憑性を感じる熱量だったからかもしれない。

嶋佐和也に、WBC最高!という気持ちがあったかといえば、どう考えてもそうではない。

日本が強すぎるから燃えないというのは、文字数の少なさで雑な表現となっているが、ある程度の文字数で表現できたならば、嶋佐和也の意見はわからんでもない。

序盤で日本がチャンスを活かせないことでの重苦しさこそあるが、終わってみれば圧勝という試合ばかりだった。

韓国にエラーなどで3点入り、その直後に逆転してしまうのが今の日本の強さと言える。

サッカーワールドカップのような、ハラハラドキドキ感は現状では確かに見られない。

野球が大好きな自分も、どうせ勝つからと一喜一憂することすらバカバカしく感じるくらいだ。

さて、嶋佐和也の炎上をきっかけに、普段野球を見ない人たちが加勢し始めた。

その代表がサッカー好きのおぎやはぎである。

ちなみに矢作兼はWBCを見にいっており、大谷やダルビッシュの投球に心を動かされていたようだ。

その中で、嶋佐和也の炎上を取り上げ、「早く負ければいい」と言ったと、発言した。

わずか2日で、言ってもいない言葉が作られ、先輩芸人がそれを広めてしまったことになった。

こうなると嶋佐和也「WBC早く負ければいい」発言が本物かのように広まってしまうのは仕方ない。

嶋佐和也本人が当惑するのは当然であり、そんなことは言っていないとTwitterで否定するのは当たり前である。

そして、「ニューヨークのニューラジオ」で、事の経緯を説明するハメになった。

 

元々ニューヨークというコンビは過去にニコニコ生放送で生主に手荒ないじりをして激怒させ、問題になったことがある。

またニューヨークのYouTubeチャンネルでも、あまりにも生々しく、共感を得られないような動画をいくつか出し、危うい発言もチラホラとあった。

とはいえ、以前に問題を起こしたこともあってか、ニューヨークはバランス感覚がいいので、何を言ったらダメかというバランスが2人で崩れることはあまりない。

陽キャに対する偏見にまみれ、バカにするようなネタをやっても売れているのは、それだけ多くの人の共感を得ていることになる。

 

ではなぜ炎上したかといえば、目の前にいるお客さんを笑わせたい気持ちによるものだ。

お客さんの前で、明らかにネタであるかのように発言し、お客さんは笑っている。

何万字あろうと会場の熱気は伝わりきらない。

それを数百字にすれば余計に熱気は伝わらず、言葉だけが躍ってしまう。

芸人としての振る舞いや態度は問題なかったが、そこから先でもらい事故に遭ったということだろう。

嶋佐和也は正直な人間なので、本音をついつい言ってしまうことがある。

おぎやはぎの小木博明のように、それを売りにして芸能ニュースになんでも一枚噛んでいけばいいのだろうが、そういう人ではない。

おそらく別の話題で同じようなことを嶋佐和也は繰り返すだろう。

そこに「恨みつらみが混じった漆黒の悪意」は存在しない。

あるのは、「すいません、興味がありません」という正直な吐露だけだ。

正直で、決して器用ではないからこそ、こうした炎上に巻き込まれてしまう。

世間は一言一句を追いかけ、ソース元まで足を運んで、発言の確認なんかするわけがない。

この事実は今後も変わらないだろう。

だとすれば、「一言一句、発言全てを載せないならば記者会見はしません」と表明するしかないが、それは繊細が過ぎる。

切り取られ、表現が変わったとしても炎上にはならない発言を行うか、炎上上等のキャラになるか、今後の芸能人はそのスキルが問われる。

共感を得続ける時代は自分も嫌いではあるが、残念ながら今は共感ポルノを求める人が多い。

世間が感動や共感に飽きる時代が来てほしい。

そのためには景気が良くなり、不条理なネタが局所的にチラホラとヒットする余裕が生まれなければならない。


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