宮迫博之とロンブーの田村亮は2019年の闇営業問題における主役である。
しかし、チバテレビすら出させてもらえない宮迫博之と、テレビ埼玉でレギュラー番組を持つ田村亮。その違いはどこにあるのか。
宮迫博之の場合は結局のところ、色んな段取りをすっ飛ばして最短ルートで歩もうとした結果、色々しくじった可能性がある。
田村亮は相方・田村淳の尽力が大きく、色んな段取りを踏んで復活を果たした。
まさに、うさぎとかめである。
とはいえ、個人的には千葉テレビの対応は大人げなさと器の小ささ、客観視のできなさを感じる。
匠の教室という番組は、「令和の新人発掘ワークショップ」を謳って、プロを目指す人たちを集め、メディアで活躍する人が講師となって色々教えていくという番組のようだ。
第3回に中山功太、第5回でシークエンスはやとも、第6回で千原せいじと吉本芸人が3回出演し、最新の第8回がTKO木本。
もしかすると、吉本興業を巡って、千葉テレビが忖度をしたのか、吉本興業が抗議したのか、そのあたりは憶測の域というやつだろう。
外部の制作会社がどこなのかと思い、過去の動画が公式サイトに上がっているので見たが、正直な話、吉本はなんでタレントを出したのだろうと不思議に思った。
大変失礼だが、MCのお笑い芸人がM-1で1回戦負けばかり、あんたも生徒側だろ!という視聴者からのツッコミ待ち状態。
ギャラ5000円ぐらいでもおかしくない環境に身を置かれ、ワークショップを展開している。
大変大きなお世話だが、仕事を選んだほうが…と思ってしまうぐらい。
これに出られてるタレントの卵的な人には別に何とも思わないというか、頑張っていただきたいとは思う。
この中に宮迫博之が入っても、正直違和感はない。
なぜならTKO木本がいるから、やらかした人が出てくるのかなという感じがある。
この中に渡部健がいても違和感はないだろう。
いずれTKO木下やFUJIWARA藤本がいても、「あぁそういう感じの人選ね」となる。
なおのこと、「出せばよかったんじゃ…」と思う。
もしも千葉テレビが男気を見せて放送していたら、「何この番組?」と思われる可能性が高かった。
宮迫博之にとってプラスになるかどうかも正直微妙だった。
それが今回の件でお蔵入りとなれば、ちょっとやり過ぎじゃね?という空気になる。
何をそんなに恐れてるの?など、結果として宮迫博之のアシストになる可能性もある。
普通に流してれば、そんなにプラスはなかったはず。
吉本だって、されたくもない詮索をされるかもしれないわけで、真実はわからないが、千葉テレビの忖度だったとすれば、いい迷惑だろう。
見方は人それぞれなので、面白コンテンツと思う人も一定数いるかもしれない。
面白いかどうかより、ちょっと怪しくね?というセンサーが働いてしまった。
これは偏見かもしれないので、ぜひとも公式サイトで過去動画を見てほしい。
地上波で流れてんの?とすら思ってしまった。
千葉テレビからすれば流しても損がなかったはずである。
忖度であればもったいないことをした。
余計な騒動だけを作り出してしまい、変な感じにさせてしまった。
しかし、色んな番組があるんだなぁ。