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子どもにとってトラウマになりそうな映像の扱いについて考える


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水難事故などが増えるシーズンを迎えると、玄倉川の例の事案に関する記事が多くアクセスされる。

四半世紀が経過しても強烈なインパクトを与えたことになる。

天候が急変すればああなるぞという強烈なメッセージをいかようにも出せるわけで、世界の衝撃映像ばかり流している場合ではない。

デーブ・スペクターの会社が海外の衝撃映像を購入して日本のテレビ局に提供しているわけで、それなりに儲かってるのかなと素人目にはそう感じる。

あと、子どもの時に見た衝撃的な映像や挿絵はトラウマのごとく刻み込まれる。

今の子どもはわからないが、自分の世代はギリギリその手のトラウマに触れた世代と言える。

 

小学校の図書室にあった地震に関する本があり、その中の挿絵に津波に関するものがあった。

1983年の日本海中部地震の挿絵だったと思うが、遠足で来ていた子どもたちが津波に飲み込まれていく絵を見た時、すごくショックだったのを覚えている。

自分が子どもの時に奥尻島の津波を報道で見ていたので、その件と合わせて、津波というのは怖いものだと強く認識した。

東日本大震災の当日、帰宅難民として都内からどうにか自宅に帰ろうとする中、携帯のワンセグで見た津波の映像は言葉を失わせた。

最近では津波の映像が流れる前に注意が入るが、そりゃそうだろう。

当事者からすればトラウマでしかなく、他の地域の津波であってもきついものがある。

 

昔のニュース映像だと、そのあたりの配慮がなく遺体なども普通に映すことがある。

あれもまたトラウマになる類で、形容しがたい気分になる。

世界の衝撃映像だと、その後亡くなったみたいなナレーションはまず入らず、無事だったとか奇跡的に継承だったみたいなものが多い。

仮にもその後亡くなったという映像がゴールデンタイムに流れたら、それを見たファミリーコア層の人たちは終日気分が悪くなるだろう。

無理に見せない方がいいのか、注意喚起のために見せた方がいいのか、個人の見解が分かれるところ。

自分は、見たい見たくないに関係なく報道などで見させられてきたので、個人的にはよかったと思う。

 

昔のドラマを見てると、配慮がないなぁと思うことが色々ある。

温泉に入って意味もなく女性をトップレスにさせていた2時間ドラマ、今にして思えばどうかしている。

昔のサスペンスドラマだとレイプシーンが時折流れたり、男女の情事のシーンが出てきたりした。

今はできる限りオブラートに包んでいるが、そりゃ子どもに見せたくないと親が思うわけである。

90年代のバラエティが面白かったと評されるが、やってることは令和の迷惑系YouTuberと変わらない。

テリー伊藤が今から本気を出してYouTubeに本格参戦し、演出に乗り出したら、YouTuberすら霞むかもしれない。

自分も90年代の番組の方がワクワクするし面白いとは思うが、当時の感覚で見た時に面白いと感じ、その当時の感覚を否定したくないからアップデートできないだけとも言える。

 

恐怖心をある程度知らないと、ストッパーがかからないと自分は思っている。

もちろん知らないからこそやれることもあるが、それはさほど多くなく、知っているから助かるケースは山のようにある。

玄倉川の事案はせっかく映像があるのだから、今の子どもに見せるべきだろう。

林先生の番組とかで再現VTRを作って、したり顔で語らせればいいのに。

先日ホテルニュージャパンの事件が林先生の番組で紹介されていたが、再現VTRでもなかなかなものがあった。

地下鉄サリン事件もそうだが、今の若い人たちが知っておくべきことがたくさんある。

だからこそ、ああいう対応をしているんだと理解できる。

無理に見せる必要はないとも思うが、一切見せないのもそれはそれでどうか。

かといって、自然に見せられるものでもない。

まぁ世界の衝撃映像をあれだけ見せられるのならば、子どもに色々見せても大丈夫そうではあるが。

世界で起きてることを他人事と捉えている状態で子どもに見せているのであれば、その方がよっぽど悪質に思えるけれども。


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