違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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喫煙などで五輪を辞退した宮田笙子に対して思ったこと


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宮田笙子、下の名前は「しょうこ」と言うらしいが、恥ずかしながら今回の件で名前を知った。

喫煙と飲酒が発覚してオリンピックを辞退する、なかなかにセンセーショナルだが、実はここ最近他にも似たようなケースがあった。

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スケートボードの選手は上海でのオリンピック予選で飲酒を行い、問題となった。

スポンサーに勧められたなど、色々あったようだが、結果的には名前も出ず、大して騒がられず、オリンピック選手として出場する。

しかし、今回の件で不公平感が出るのは間違いなく、組織内には不公平だと正義感で暴露する人間が出てきても不思議ではない。

すると、スケートボードでも実名が飛び交い、辞退に追い込まれる可能性がある。

 

後々バレるぐらいなら宮田笙子に辞退を迫って認めてもらうのは、宮田笙子にとっても悪いことではないと思う。

未成年喫煙でダルビッシュが謹慎を食らったが、ご存じの通り日米通算200勝。

未成年飲酒で処分を受けたことがある横浜の山本祐大はオールスターにも選ばれ、侍ジャパン入り目前。

結局、しくじったからアウトなのではなく、しくじって改心すればむしろプラスなのだ。

実力者だからこそキャプテンにもなれたわけで、もう一度改心して取り組めば、何かしらのチャンスは回ってくるだろう。

指導者になっても、この時の経験を選手に伝えられるかもしれない。

だから、ダルビッシュや山本祐大の名前を出すなどして、改心してイチから再スタートすればいいと有識者が言わないといけない。

なぜそれを言わないのか、不思議に思う。

 

過剰な清廉潔白ぶりを求められていておかしいのは、まさにその通りではある。

今回の件は、「ミネラルウォーターの製造過程で異物が見つかりました」というような話である。

飲めないことはないが、気分的にどうなの?という話。

そりゃ、俺は飲めるぞ!私は絶対に飲めない!という議論になるのは致し方ない。

そんなことしてまでオリンピックなんか見たくないわボケ!といずれなっていくだろう。

なにせ、だいぶ前の未成年飲酒の告白でCMを降板させられる時代である。

aroaukun.hatenablog.com

もっと極端に言えば、目玉焼きにかけるのはソース?醤油?レベルの話である。

それくらい、感情的な議論にしかなり得ない。

 

宮田笙子が辞退したなら、再起に向けてエールを送り、1つでも結果を出せばよく立ち直ったなと称えればいい。

しくじった人間が再起を図る中で、温かく見守ることは当然だろう。

しかも、本業にかかわることではない。

体操競技にかかわる重大な不正は永久追放などでいいが、本業外のことは大した処分を出さなくていい。

そりゃ殺人などはダメだが。

佐野海舟はどうだという話にもなるが、まだ色んな話が出てきており、再起どうこうを語る局面ではないだろう。

ただ同じような事例が出た際、宮田笙子のケースが色んな場面で使われるのだとすれば、こんな可哀想なことはない。

そして、一番この動きに驚いているのは、日本体操協会だろう。

何となくだが、協会内部の争いになっていくような感じがする。


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