違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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24時間テレビで起きた「やらせ」で思い当たるものを書いてみる


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ここ数日は24時間テレビ関連でアクセス数が伸びており、関心があるんだなぁと実感している。

以前は深夜の時間帯などもちゃんと見ていたが、今はほとんど見ていない。

24時間テレビとやらせの組み合わせは相当なヒキがあるようだ。

 

深夜の時間帯でスーパージョッキーでやっていた熱湯コマーシャルをやってた時があった。

熱湯風呂でよくあるのは、実は熱くないという「やらせ」。

たけし軍団の話だと、当時は事前にめちゃくちゃ熱湯を用意し、時間が経過する中でどうにかこうにか耐えられる温度になるという話。

ある時、段取りがうまくいかず、めちゃくちゃ熱湯な状態で入らざるを得なくなり、えらい目に遭ったみたいな話を聞いたことがある。

近年はそういうノウハウもわからないから、ガチガチに熱いままか、ぬるぬるになってしまっているかということが起こるらしい。

 

自分が見た時は、まだ太ってるだのなんだの言われていなかった時の小阪由佳が出ていて、熱湯風呂に入っていた。

これがまぁ小阪由佳が熱いリアクションを一切せず、見た目には「やらせ」のように見えてしまった。

調べてみると2006年の24時間テレビのようだった。

そもそも熱湯コマーシャルのルーレットも完全にやらせ、作り手的には「演出」である。

思い出したのは、小阪由佳が稼いだPRタイムで、当時KAT-TUNの赤西仁が告知するというシーン。

時間が過ぎたら幕が落ちるのだが、赤西仁の頭にぶつかって、面白い画になってた記憶がある。

こんな面白いことはないのに、赤西仁は普通に不機嫌で、おいしいという感覚はなさそうだった。

すべてがやらせであれば、赤西仁はおいしいというリアクションをするが、そこはガチなんだなぁと感じた。

 

やらせに見えた場面が24時間テレビだと結構あるというか、こういう結末が欲しい!というゴールがどうしても出てくるので、そこに向かってしまう部分がある。

その象徴が24時間テレビのマラソンである。

cyzowoman.jp

27時間テレビのサバイバルマラソンの方がよほど感動するような内容が並んでいる。

西村知美の一件以降、2ちゃんねらーたちの監視の目が厳しくなり、ごまかしは一切できない。

最近はそれを考慮し、昨年のヒロミは逆手に取っていたように思うが、2010年代はまだ事の重大さを分かっていない様子。

徳光和夫に関しては心臓の病気をした過去がある以上、これぐらいで勘弁してやってくださいと思ってしまう。

森三中の大島美幸に関してはめちゃくちゃ短いのではないかと騒がれたが、監視していた人の話では実はかなり長かったという話も。

 

障害を抱えている人たちを応援するなら、なぜ精神障害や発達障害は取り上げないのかという記事もあった。

答えは簡単である。

可哀想だと思われにくいからだ。

感動ポルノ、偽善と称される24時間テレビだが、大多数の人が可哀想だと思ってくれる事案しか取り扱わない。

性格がひねくれて、障害年金丸々競馬につぎ込んでます!みたいな人は絶対に出てこない。

その場で賛否両論が巻き起こるような障害は24時間テレビで扱いにくい。

でも、そういった障害をどのように扱うか、本当はめちゃくちゃ重要なのだが。

そもそも物事はそんなにわかりやすいものだろうか。

白黒ではっきりと示せるものではなく、グラデーションで示さざるを得ないものではないか。

それをわかりやすく見せる時点で、その程度なのだ。

 

募金を偽善と断じるつもりは一切なく、税金対策で募金するのはいいと思う。

24時間テレビチャリティー委員会は公益社団法人にあたるため、税制上の優遇措置がある。

「ふるさと納税もいいですが、なんとか税金対策でうちにも…」みたいな誘導があってもいいように思う。

その方がよほど正直で、小銭を容器に詰め込んで持ってくるより説得力がある。

そのやり方だと好感度は高まらないし、逆に嫌な印象にはなるが。

とはいえ、偽善とは罵られない。

24時間テレビには善人しかかかわっていませんと言わんばかりの姿勢が、うさんくささにつながっている。

人間は色んな欲を抱えているから、善人だけでは構成しきれない。

あえてそういうのを排除しないで24時間テレビを作ってほしい。

その24時間テレビであれば、これまで興味がなかった人も関心を示すかもしれない。


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