サントリードリームマッチ2024に行ってきた。
運よく当たったわけだが、2人で手数料込で1000円そこそこ。
とはいえ、1人1人にビールの無料券がつくので、実質システム手数料だけの負担に。
そりゃこの涼しい中で試合ができれば、夏も快適である。
そして、ビールが進む。
900円のところがプレモル600円、サントリー生ビールが550円。
午前中にボートで勝ち、近くのパチスロで待ち合わせの間に勝ち、タダ酒状態だったから、まぁ飲んだ。
タダ酒はまぁうまい。
肝心の試合展開だが、ドリーム・ヒーローズの先発工藤公康がボコボコに打たれるところから始まった。
2番の福留孝介、3番のアレックス・ラミレスが2者連続のホームラン。
9連敗中、どこかのセリーグ球団のような状況のドリーム・ヒーローズだが、初回はこの後もヒットが続き、初回は3点。
連覇と連敗は9で止まるようになっているのかと思いつつ、回が進んでいく。
正直驚いたのは、意外とエラーが少なく、締まった試合になった。
送球エラーが頻発するのかなと思ったが、全くそんなことはない。
最近まで中日のコーチをしていた荒木雅博の守備が光っていた。
ただ一番のスーパープレーを見せたのが、この日もドラフトの件を散々いじられ続けた真中満だった。
必死に走ってダイビングキャッチ、ドームがめちゃくちゃ盛り上がった。
その直後にも打球が飛んでキャッチし、かっこよくスタンドにボールを投げようとするも、明らかに届かないボール。
これにもドームは大爆笑だった。
もう1人スーパープレーで沸かせていたのが天谷宗一郎である。
最近ホームランキャッチの動画を見たばかりだったので、さすがだなぁと見ていて思った。
モルツ球団における役回りとしては完璧であり、打席に立たずとも爪痕を残せるのはプロだと思う。
ビールを大量に飲んでいたので記憶が薄い部分もあるが、岩本勉は全く投げずして、色んな場所に出没し、存在をアピールしていた。
下柳剛は相変わらずグラブを叩きつけていた。
吉村裕基と山口俊の横浜対決は誰が見たかったのだろうか。
そういうのを感じながら見ていると、本当に時間の流れというのはあっという間である。
連敗には耐性がある田尾安志監督率いるドリーム・ヒーローズが10連敗。
でも昨年の1-9より見せ場がかなり多かった3-4だった。
大差だと余興感が出るが、1点差でしかも最後は一打逆転という、興行としても十分にヒキのある展開に持ち込んでいる。
個人的には大満足も大満足だった。
サントリードリームマッチ2025を見に行く方に伝えたいこと。
それは、開場から足を運ぶことである。
理由は明快で、人がごちゃつく中だと動きに制限があるほか、座席が連なっている分、真ん中だととにかく出にくい。
幸い自分たちは通路側すぐだったので、自由に出られたが、出にくそうにする姿が散見された。
開場してからしばらくは多少自由がきくので、個人的には開場から行くのがおすすめである。
食べ物の持込みは許されているので、少し高級なチーズなどを買い込んでいくのがいい。
最初にビール無料券を交換する際にポテトなどは買ったが、とにかく並ぶ。
自分みたいに並ぶのが嫌いな人はチーズなどを持ち込んで、ビールで貢献することをおすすめする。
あと、入口において電子チケットで手間取る人が多いので、事前にその画面をセットした状態で並ぶのがいい。
不快指数が高い中で、入口で手間取られると不愉快に感じる人もそれなりにいる。
幸い自分は電子チケットの経験があったのでそういうこともなかったが、年齢を重ね、電子チケットの経験がない方は事前のシミュレーションをおすすめしたい。
大泉洋の面白さが存分に発揮されていた。
徳光和夫との掛け合いも見事なものだった。
野球少年とホラを吹くも、野球少年ではなかったと自供するシーンはいいものを見れたなぁと感じられた。
最後に。
高橋由伸がコールされると会場は大きく盛り上がった。
ああいう形で現役を退き、監督も降りることになっただけに、もう1度チャンスを与えてほしいと横浜ファンながらに感じる。
なにせ90年代から2000年代にかけてのスターである。
ヤクルトへの逆指名のはずがいつの間にか巨人に…などきな臭い報道に関して当時小学生ながらに嫌な思いをした記憶もある。
それでも、高橋由伸は巨人に入ってよかったと実感する。
上原浩治との対決もよかった。
利害関係ゼロの野球ってこうも面白いのかと痛感した。
野球はエンタメとして面白い。
いい経験をさせてもらった。
あと、ビールを10杯近く飲んだ後にスポーツバーに行くと酔いが回るので、調子に乗らないことをおすすめする。