国民民主党の玉木雄一郎が不倫をしたという報道が広まり、当人がおおむねその内容を認める展開となった。
多くの有権者は不倫なんかどうでもよく、いいから結果で示せ!と言わんばかり。
おそらくだが、満額回答ではない限り、「不倫の件で足元を見られた!」と多くの指摘が入るだろう。
そんなことは百も承知だから、案外不倫報道は玉木雄一郎の態度をより強固なものにさせる、というよりもそうせざるを得ない事態となるのではないか。
柔道だとすれば指導2回分の状態で、少しでもヒヨればもう1回指導を取られて敗れる可能性がある。
禍を転じて福と為す、この路線で行くしかないように思う。
玉木雄一郎の不倫報道は盛んにワイドショーで取り上げられている。
ゴゴスマでは夫も同じように不倫をしていて、渦中の人になったことがある金子恵美が出ていた。
さすがは当事者という感じで、不倫をされた妻側の意見を語っていた。
そんな中、隣にいた鈴木紗理奈は全く発言をしないまま、この話題は終わっていく。
ゴゴスマを時折みると、どんな話題にも鈴木紗理奈は絡んでいき、奔放な発言を行う。
そんな鈴木紗理奈が不倫報道で全く発言をしない。
それもそのはずで、ゴゴスマの前日、文春の記者に不倫疑惑をぶつけられていたからだ。
まさに玉木雄一郎の不倫報道が出たその日である。
鈴木紗理奈は2013年に離婚し、息子を海外に行かせるなど、精力的に子育てをしてきた印象がある。
相手の男性は会社社長で、記事を読む限りは妻子がいることを鈴木紗理奈には黙っていた様子。
そのため、鈴木紗理奈は不倫疑惑をぶつけられ、動揺してしまう。
麻雀ならダマに振り込んで役満放銃みたいな感じだろう。
なぜダマにするかといえば、高い手をアガりたいからで、ダマにすれば出やすいからだ。
妻子がいるんですけどヤリませんか?と言われ、ヤリます!と答える人はいない。
まして芸能界にいる人間が、いくらなんでもそこまで脇は甘くない。
鈴木紗理奈を擁護するわけではないが、本当に知らなかったのだろう。
それこそ不倫報道なんか…という話だが、個人的に感じるのは、玉木雄一郎の報道があった際、何を思っていたのかという点。
完全な興味本位だが、仮に自分だったら、生きた心地はしない。
万が一話を振られた場合、不倫に激怒しても不倫を擁護しても、翌日には自分の不倫の話題が出る。
動くに動けない、将棋でいう「必至」の状態。
だから、何も語らず、すべてを金子恵美に託したと言える。
玉木雄一郎のおかげで、不倫報道なんかどうでもいいという機運が高まり、ダマに振り込んだ状態というのもあり、致命的な出来事にはならないと思う。
ゴゴスマ降板とか一時的な謹慎とか、そういうのはあるにせよ、一切テレビに出てこられない事態にはならないはず。
また最近はそんなに活動していないYouTubeを再稼働させる手もある。
一時期は山本圭壱が家に押しかけてくるような動画を数多く見たが、今回の件でその手は使えると思う。
山本圭壱関連で言えば、マッコイ斎藤もいる、くわばたおはらのくわばたりえもいる。
お前何やってんだよ!と厳しく追及されて、涙を流せば、乗り切れそうな感じがする。
めちゃイケ出身者の強みは、こういうところにある。
めちゃイケが放送されていた時であれば、間違いなくネタにしていた。
緊急で動画を回すべきはいまではないだろうか。
玉木雄一郎の不倫報道は、首班指名当日の出来事なので、それを報道しない方が不自然である。
鈴木紗理奈の不倫報道はそれこそ無意味ではあるが、カネになるのだからしょうがない。
報道機関は視聴率や売り上げに貢献するものを報道し、世間の興味関心をひかないものは報道しない。
時折調査報道が行われるが、逐一チェックする人はどれだけいるだろうか。
関西テレビのドキュメント番組が公式で上がっているが、なかなかに面白いものが多い。
ああいうものを見てると、少しは「不倫報道てキミ…」とは思う。
不倫報道なんか…と言うなら、それと同じくらい調査報道に興味を持たないと整合性がつかない。
グルメに興味がない人が、グルメ番組過多の現状を嘆くのと同レベルである。
不倫報道なんか…といえば自分が賢いように思われるとでも思っていそうだが、果たしてそうだろうか。
目先の欲望に負けてリスクを考えずに行動してしまうのは闇バイトも不倫も同じである。
本当のところはどうなのかは、鈴木紗理奈本人が語るほかないように思う。