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ネットde真実に目覚めたことがある男からの提言


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ここ数年で「ネットde真実」に目覚めた人が多いように感じる。

それだけYouTubeやTikTokの効果が高いと言えるし、文字よりも動画の方がわかりやすく、なるほど!となりやすいのだろう。

身の回りに「ネットde真実」に目覚めた人もいるはずである。

自らも「ネットde真実」に目覚めたことがある人間の1人。

今回は「ネットde真実」に目覚めたことがある男としていくつかの提言をしたい。

そもそもなぜネットde真実に目覚めたか

自分がネットde真実に目覚めたのは2004年である。

近鉄とオリックスが合併し、1リーグ制に舵を切ろうとしていたプロ野球再編問題が浮上した時に自分はネットde真実に目覚めた。

ナベツネの「たかが選手が…」などの発言で流れが変わったのはあまりに有名だ。

既存メディア兼親会社のナベツネを筆頭に、どのメディアも選手会側に厳しい論調で、球団を擁護していた。

当時高校生だった自分はそれが不愉快でしょうがなかった。

この時からネットサーフィン大好きで、色んな記事を読み漁っていたが、当時夕刊フジのZAKZAKを見ていた。

その夕刊フジも選手会に批判的。

自分と同じ意見を求めてたどり着いたのが日刊ゲンダイだった。

iモードのマイメニュー登録をして日刊ゲンダイの記事を読み漁った。

厳密にはネットde真実ではないかもしれないが、真実が書かれていると感じた。

無論今は、「単なる逆張り」としか思っていない。

当時みんなで批判してたから、逆張りしようと思っていたのだろう。

ネットde真実に目覚めたことがある男からの提言①周囲がバカに見えるので忠告に意味はない

ネットde真実に目覚めた人間は自分だけが正しい、自分が一番賢いと思い込み、とかく周囲をバカにする。

いつまで既存メディアの垂れ流し報道を信じているの?バカじゃないの?あぁバカだったか前から!ごめんごめん!といったところだろう。

この状態で忠告しても、当然聞く耳を持つわけがなく、逆に、お前は超ド級のバカだなぁという態度をとられる。

多くの人はそんな態度をとられたら、なんだこいつ!と思って去っていくが、ネットde真実に目覚めた人はむしろ、去れよ!クズ野郎!としか思わない。

いつの間にか焼け野原になっても、それが自分のせいだとも感じず、他責思考で被害者ぶる。

本当に心配ならば、どんな態度をとられても、忠告し続けることだろう。

もしくは一切の忠告をしないで焼け野原になっていくのを見守り、相手が本心で助けを求めてきた時に強く反省を求めながら手を差し伸べるか。

まぁそこまでしてくれる人がどれだけいるかという話だが。

ネットde真実に目覚めたことがある男からの提言②根底には周囲への不満が根強い

親がネットde真実に目覚めるケースが以前からあるが、結局のところ、その根底には周囲への不満が根強くある。

子育てのこととか、将来のことなど、色んな不満があるも、自分で解消させることができない。

誰も苦しい自分を助けてくれないし、要求しかしてこない。

そんな時にネットde真実に目覚めると、歯止めがかからなくなる。

忠告すれば、根底にあった不満が爆発し、相手の人格を全否定、場合によっては死んでもかまわないぐらいの敵意・殺意を向けてくる。

それで絶縁に至るケースもあるだろうし、そもそも疎遠になる可能性は極めて高い。

ネットde真実に目覚めるのは、そこに自分の居場所があり、肯定する存在があるからだ。

ある種のコミュニティと言える。

だから、この手のコミュニティに参加する人は楽しそうに感じる。

身の回りに強い不満があり、閉塞感を感じる状況にあれば、こうしたコミュニティに逃げ込むのは仕方ない。

ネットde真実に目覚めたことがある男からの提言③実は誰しもがネットde真実を多少は信じている

ネットde真実=政治ネタと捉える人が多いけれど、実際は政治だけではない。

健康法が典型例で、よくわかんない健康法を知り、奇跡的に結果が出てしまったのでその健康法を続ける人が多い。

自分は少し前に糖尿病や高血圧となり、猛勉強してどうにかこうにか数値を戻したが、怪しいものがとにかく多い。

エビデンスが確かなものをやることが第一だが、切羽詰まった人はそこまで考えが回らないと思う。

自分自身が不安になったら徹底的に調べる人間だから変な健康法に騙されなかったが、藁をもすがる思いで手を出しても特段驚かない。

誰しもがネットde真実に触れ、多少なりとも吸収しているように感じる。

お前もネットde真実の影響を受けてるじゃねぇか!と反論されたら、申し訳ございません!私も早急に改善いたします!と言わなきゃいけない。

それを言えないから、年々ネットde真実の勢いが増しているわけで。

大なり小なり影響は受けていて、無自覚に信じている分野はある。

その事実を理解した上で批判しないといけないが、どれだけの人ができるだろうか。

結論:ネットde真実の影響を受ける人を刺激せずに自然と我に返るのを待つ

ネットde真実の影響を受ける人は聞く耳を持たない。

指摘をしても今までの恨みつらみをぶつけられ、あなたの人格が全否定される可能性もある。

だから、心の中で面白おかしくいじる程度に、白い目で見て、刺激をしない程度に肯定するのがおすすめだ。

その際、理解をしているフリをして深入りしない、これが鉄則となる。

自分の話になるが、目覚めた後は色んな違和感が蓄積されて、自然と我に返った。

あとは全肯定ができない天邪鬼ぶりも大きかったと思う。

純粋・ピュアな人だと全肯定をするだろうから、なかなかきつい部分はあると思う。

実害が出なければ我にかえられない人も多いし、実害が出ても信じ続ける人もいる。

とはいえ、ネットde真実に目覚めるのは仕方ないことで、目覚めたこと自体を咎めるのは厳禁だ。

いわばネットde真実は通過儀礼である。

我に返ったんだね!大人の階段を登ったね!と温かく対応するしかない。

忘れてはならないのは、ネットde真実に目覚めた人の奥底には、周囲への不満がある点。

もしも家族が目覚めて頭を抱えているのなら、それはあなたにも問題があるということ。

ネットを規制するとかインフルエンサーを捕まえるとかそんなことでは解決しない。

人生において一切の不満がない人はそう簡単にネットde真実には目覚めないだろう。

そういう視点を持つと、少しは見え方が変わるのではないか。


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