違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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「焼き鳥を串から抜くな」と客が店から怒られる是非を考える


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mainichi.jp

店側が客の食べ方に注文を付けるケースは、今に始まったことではない。

私語厳禁、スマホや携帯の使用厳禁などまぁ色々ある。

先に自分の持論を述べると、パチンコパチスロ店のハウスルールと同じで、その店にとっての憲法に客は従わざるを得ないから、嫌ならそこへ行かない、それでいいのでは?という考えである。

パチンコパチスロの店舗によっては、おじいちゃんおばあちゃんの常連を大切にするため、色々甘めにしている一方、ハイエナ行為を厳しくチェックするケースがある。

単なる甘やかしなんて考えもわからんではないが、常連を大切にしたい店側の気持ちもよくわかる。

結局ハウスルールがある以上、それに従わないといけない。

嫌なら正当な理由をつけて訴えればいいし、その店に行かず、「潰れますように」と呪いをかける手もあるっちゃある。

それで本当に潰れた時、腹を抱えて爆笑してドヤればいいのではないだろうか。

性格悪すぎ!と思われるが、誹謗中傷をして訴えられたり、それを理由に自ら命を絶たれたりする方が最悪である。

だったら、無言で出ていき、心の中で「潰れますように」と思っていた方がいい。

 

この焼き鳥店は典型的なこだわりの強い店と言える。

ラーメンが典型的だが、その店のこだわりに金を出すようなもので、いい言葉で言えば芸術、あえて悪い言葉で言えば独りよがり、自己満足である。

芸術と思ってハウスルールを受入れて金を出すのか、独りよがり・自己満足と思ってハウスルールを全否定して批判するのか、そんなところではないか。

その店のこだわりを感じ取りたいか、もしくは「そんなもん知らねぇよバーカ!鳥貴族と変わんねぇよジジイ!」なのか。

こういう記事が出ると、大量に後者が湧いて出てきて抗議の電話をかける。

何を偉そうなことを!てめぇのところで食ってたまるか!、まぁそんなところか。

しかし、店名が「出世酒場 大統領」。

店名がまずもって偉そうだし、大将の見た目やオーラがいかにもである。

大将の名前が沢崎誠、麻雀プロのレジェンドと同姓同名。

郷に入っては郷に従えという言葉を理解しているかどうかがこの店で楽しめるボーダーラインのようだ。

 

ちなみにこの記事は、焼き鳥を串から抜くマナーをどう捉えるかというのがメインになっている。

自分はどうでもいいと思うが、どうでもいいと思わない人も多い。

周りに聞けというのが「マナーコンサルタント」西出ひろ子氏の答え。

しかし、「自分で考えて行動しろ!」と察することを求める人も少なくない。

だから、人は悩むわけで、周りに聞け!というアドバイスは正論だが、絵空事にも思える。

こういうのは怒られてその人の憲法を学ぶほかない。

この人はこれをされると怒るんだ、許せないんだというのを学び、次回からそれをやらないようにする。

そう思うと、焼き鳥を串から抜くなと教えてくれる「出世酒場 大統領」は優しい。

教えてくれてるのにしくじったらそりゃ怒られるわけで。

面倒くさい場には行かない、これはこれで間違いではないから、今回の報道で不快感を示すのも理解する。

自分がレバーが好きなので、レバーの焼き鳥を食べに行きたいなと自分は思った。

飲めない人はお断りというルールもあるらしいが、ある種アルハラっぽい。

でも、大将が言いたい気持ちはなんとなくわかる。

ハウスルールはその店の憲法、悪法でも法は法である。

従えないなら去れ、それは仕方ないことだ。

潰れた時に手を叩いて爆笑すればいい。

それが合法的にできるせめてもの抵抗だが、そんなことをしたら自分に回ってくる。

郷に入っては郷に従え、日本人ならばしっかりと噛みしめたい言葉である。


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