違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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大河ドラマべらぼうにAV女優が出演した件を考えてみる


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大河ドラマ「べらぼう」が始まったとXで知り、蔦屋重三郎という題材に誰が食いつくんだろうという素朴な疑問をついつい感じてしまった。

戦国時代の作品を作りたがるのは今も昔も変わらず、興味関心を持たれやすいのも戦国時代。

大河ドラマでは意外にも初となる18世紀後半。

見てもいないものを批評はしたくないが、興味はほとんどない。

そんな人間ですら興味を抱かざるを得なかったのは、初回で裸の女性がうつぶせの状態で出てきたという点。

遊郭・吉原が出てきやすいので、そういうのはあっても不思議ではない。

 

インティマシーコーディネーターと呼ばれる、性的なシーンの撮影で撮影側と演者の間に立つ役割の人も配置されている。

インティマシーコーディネーターはここ数年で出たもので、MeToo運動がきっかけで広まったという。

日本でも急速に関心が高まっており、今回の撮影でも配置されているのだが、一方で問題もある様子。

裸の女性がうつぶせになっているシーンに関連し、子役の1人が主演の横浜流星に、いくらもらったら裸の役をやるのかと質問したという。

その様子は実際に裸でうつぶせになっていたAV女優のインスタライブで確認できる。

AV女優側からすれば、そりゃ大河ドラマに出るのは嬉しいに決まっている。

だから、色々話したくなるのはわかるのだが、えっ?と思われても仕方ない。

志村けんのバカ殿様をはじめ、子どもが簡単にそういうのを見れた時代もある。

かくいう自分も、子どもの時、散々ゴールデンタイムで見た。

ただ視聴者としてみるのと、演者としてみるのではまぁ違うだろう。

AV女優側だって、いつもの男優やスタッフと違う人たちに見られるわけで、「あんたら裸に慣れてるから大丈夫でしょ?」とはなりにくい。

インティマシーコーディネーターがどんな仕事をこのシーンのために行ったのかは強い関心がある。

 

ちなみに今回出演したAV女優は、吉高寧々・藤かんな・与田りんの3人。

吉高寧々は吉高由里子と大塚寧々に似ていることが名前の由来らしい。

と、Wikipediaで情報は見たものの、この3人の作品を見たことがなく、イマイチピンとこなかった。

田野憂や五条恋みたいな人が出てきたら、あっ!となるが、うつぶせになると、どうしたって物理的にはみ出るので、最低限にとどめつつ…となると、まぁスレンダーな人を…となるだろう。

あまりにもエロ過ぎると、いくらドラマとはいえ、お色気ドラマみたいになってしまう。

瀬戸環奈でも出しておけば、もう熱狂的なことになっただろうが。

攻めてるな!NHK!という見方もいいが、どうしてその3人を?という見方を自分はしたい。

そもそももしかして次回も裸が?!と過度に期待させる、平成初期の2時間ドラマみたいなやり口でいいの?と。

2000年代後半のテレ東の深夜ドラマみたいなやり口も歓迎だが、テレ東の深夜ドラマとNHKの大河ドラマはさすがに同格とは言い難い。

エロ系のまとめサイトばかりが注目する大河ドラマでいいの?とつい思ってしまう。

www.oricon.co.jp

時代劇はちゃんと作りこめば海外でも評価される。

真田広之がこだわりにこだわって作った作品が正当に評価された。

やりようがあるだろうに…とつい思ってしまうニュースであった。


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