西村知美の24時間テレビの記事と同じか、それ以上に「瀬戸環奈」の記事が読まれている。
個人的には不思議で仕方ない。これまでもこういう売り出し方は多かっただけに、なぜここまで売れているのかがよくわからないのだ。だが「瀬戸環奈 なぜ」で異様なアクセスを稼げている現実を見ると、世間の疑問は多岐にわたっていることがわかる。「なぜ今売れているのか」から「なぜこの名前なのか」まで、期待と違和感が混ざり合っている。
彼女の名は、広末涼子似の末広純や、和久井映見似とされた女性銀行員らの系譜を継ぐものだろう。正直、まだサンプルしか見ていないが、AVを見始めたばかりの時期なら当面ナンバー1だったかもしれない。しかし、いかんせん自分は汚れ倒しており、歪みに歪んでいる。「よくいるタイプだなぁ」などと認知の歪みを起こしている私の好みは、もっとだらしなさがある「たぬき顔」なのだが……。まあ、私の好みなどどうでもいい。世間一般のドストライクを突いた結果がこの数字なのだろう。
AV新法が生んだ「最大の成功パターン」
ここで考えたいのが、AV新法との関係だ。撮影から発売までに半年以上のタイムラグが必要な今、その間をグラビアで埋め、いくらか回収しつつ「本物としての実績」を積み上げること。これが今のトレンドであり、瀬戸環奈はその最大の成功例となった。彼女は実際に雑誌という媒体に乗り、実体があることを証明した上でデビューした。これからは、こうした「本物としての実績」が欠かせない時代になるだろう。
そうなると、次に狙われるのはどこか。個人的にはパチンコ・パチスロ演者や、麻雀・ボートレース・ゲーマーといった配信界隈からの転向がありそうだと見ている。スタッフから転向した渋谷ゴンのような例は稀だが、最近はパンツをさらけ出す演者までいるという。そこまで行くならいずれ……と私なんかは思ってしまう。
「フリ」と「オチ」の境界線が溶ける時代
「元芸能人」や「元アスリート」という設定はもはや世間を騙せない。だが、現役の麻雀プロやポーカープレイヤーがAVに出るという「オチ」は、まだヒキがある。連盟、協会、RMU……もし転向まで想定している人がいるなら、多様性に溢れる協会や自由なRMUを推してみたい。まあ、大きなお世話なのだが。
AV新法がある限り、デビューをオチとするための「フリ」をどう作るかが重要になる。麻雀やゲーマーといった舞台で活躍し、その延長線上でAVに出る。それはそれで、一つの生き方としてかっこいいと私は思うのだ。
こんなことを真面目に考えている自分はおめでたいかもしれないし、ただのバカかもしれない。だが、バカだからこそ、この歪んだ業界の境界線を書き残しておきたいのだ。