違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


スポンサーリンク

スシローはなぜ笑福亭鶴瓶を「先切り」したのかを考える


スポンサーリンク

麻雀で先切りという考え方がある。

今のうちにロンされそうなものを切っちゃおうというもので、セガサミーフェニックスの醍醐大は先切り十段と呼ばれる。

リスクを少なくするための戦術として用いられるが、危険な牌は使い勝手のいい牌であることも多く、場合によっては自分の上がりを逃すことにもつながる。

笑福亭鶴瓶がスシローの広告から消えたのも、いわばスシローの先切りだったと言えるが、先切り十段もびっくりな先切りぶりである。

笑福亭鶴瓶やヒロミが中居正広の家に行ってバーベキューを行い、そこに当該女性もいたという話が出たことを受けての、スシローの先切りである。

スシローがなぜ笑福亭鶴瓶を「先切り」したかと言えば、ちょうど2年前にあったスシローペロペロ事件で痛い目を見たからではないだろうか。

スシローからすれば被害者も被害者だが、SNSでどえらい炎上が起き、スシローといえばあの動画!ぐらいにまで一時期はなった。

それを受け、みんなでスシローを応援しよう!とさまざまな芸能人がスシローに足を運んだ。

これは憶測だが、たぶんスシローも、「笑福亭鶴瓶がそんなまさか…」と心の底から思っているはず。

でも、この時代、誰が悪者か、よくわからないところがある。

松本人志も中居正広も現状いない世界線があるなんて、誰が思っただろうか。

万が一も万が一…ということで、先切りをしたのではないだろうか。

さすがにそれは先切りが過ぎるでしょ!というのが今のところの流れである。

 

ロンをされる前に危険牌を処理したという点では、TBSラジオも同じ。

生島ヒロシの件で、月曜の放送を終えてから唐突に降板させたのは、場合によってはTBSに飛び火しかねないからこそ切ったと言える。

生島ヒロシのパワハラなどの話は、おそらく昨日今日の話ではなく、結構前からあったのではないだろうか。

色々変わってる人なのは、エピソードからもよく知ってるし、特段の驚きはない。

フジテレビの会見の同じ日に出したのは無関係とされてはいるが、果たしてどうだろうか。

同じ巡目で危険牌が切られたから続けて出しちゃえという感じではないだろうか。

 

麻雀では放銃しないことが重要である一方、押すほどの価値があるなら押すのがいい、それだけの価値がないならオリでいいという判断も大事。

放銃しなければ善、放銃したら悪、そんな単純な話ではない。

よく、なんでもかんでもオリを決め込んだら麻雀にならない、そんな話もある。

スシローがやってることは麻雀にならないような先切りだったと言える。

結局、鶴瓶の家族に乾杯は普通に放送され、映画の記者会見ではバーベキューなどの単語を並べて、1つの笑いにしている。

スシローは先切りしすぎて麻雀にならないようなことをしたと言える。

もちろん、この後驚愕の事実が出てくることもあるだろうし、もはやどんな話が出てきてもおかしくはない。

ただ、スシローの先切りはちょっと早すぎるのではないだろうか。

スシローペロペロ事件もあって、SNSでの炎上に敏感な部分はあるんだろうとは思う。

だとすれば、改めてSNS戦略をどうしていくべきかを考える時ではないだろうか。


スポンサーリンク