違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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暴言を吐かれて降板に追い込まれた伊藤友里の件に思うこと


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暴言によって降板に追い込まれるのは、岡田紗佳サイドからすれば、最悪である。

例えば、学校のいじめで、いじめてた側は普通に登校し、いじめられた側が引きこもりになったら、世間はどういう反応を示すだろうか。

普通は、「なんでいじめてた側が普通に学校に来られるんだ!」と反応するだろう。

もしもお互いが握手して和解するような形になれば、「もう終わったことだ!」となる。

一方が画面を通じて謝ったに過ぎず、直接の謝罪があったかは微妙なところ。

記事のタイトルも、「岡田紗佳から暴言を…」だから、今後の芸能生活に支障を及ぼしてもおかしくない。

伊藤友里を巡っては、2020年からレポーターをやってるのに不勉強が目立つなどの声もそこそこあった。

ゆえに伊藤友里に対してモヤモヤとした気持ちを抱える人もそれなりにいるようだが、それは直接言えばよかっただけのことだろう。

言えるわけないと仮定したとして、それが思わず出たのが控室配信だったとすれば、何の意味もない。

今後「暴言を吐いて降板に追い込んだ人」というイメージがついて回る。

こうなると事務所とチームの運営サイドにも何らかの問題があったのではないかと感じる。

吉沢亮の件でアミューズが迅速に動き、吉沢亮に非があったことを認めるなど、その危機管理に称賛の声が集まった。

全面的に悪いと認め、相手は何も悪くないから迷惑をかけるのだけは…と釘を刺す。

酒でのしくじりなのでビールのCMを降板させられるのは当然だが、アイリスオーヤマは継続という展開にもなった。

その点、今回は色々遅かったように思う。

少なくとも翌日に声明を出し、涙ながらに謝罪をしたり、事務所やチームの運営サイドが迅速に動いたりすれば、ここまではなっていないように思う。

ついつい熱くなっちゃったんだよね!で済ませようと思えば済ませられた。

結局こういう終わり方になると、擁護する人の見識まで疑われてしまう。

贔屓の引き倒しは援護射撃でもなんでもなく、背中から銃撃するようなものだ。

制裁を受けて禊を済ませたら、「もう終わった」と言えばいい。

もっと最悪なことは、どうにか時間稼ぎをしてなかったことにできたとして、再度何かやらかした時に、「そういえばあの人暴言を吐いて…」と過去のことを持ち出されてしまう。

例えば、今シーズンは一切試合に出ないというのでもいいと思う。

チームは20試合程度残っているが、この状況だと岡田紗佳が出られるのは最高でも5試合ぐらいだろう。

堀慎吾と渋川難波、内川幸太郎、この3人で20試合をカバーした方が点数は稼げる。

それを禊として、オフシーズンに色々反省につながる行動をとれば、もしもレギュレーションにかかわるシーズンになった際に活躍できれば、色々上手く収まる。

それが最大限の落としどころではないだろうか。

 

先日、ベイスターズの知野が不適切な発言をしたようで、「体調不良」という名目で練習試合のスタメンを外される事案があった。

本当に体調不良だとすれば、あまりにも間が悪すぎることになるが、タイミング的に果たして…といったところ。

ファンサービスの場での失態なので、厳しい処分になるのは仕方ないところ。

というより、横浜でなくても、サッカーチームでもバスケチームでも厳しく注意されるのではないだろうか。

誰しもがカメラマンの時代にあって、軽口が軽口でなくなることも出てくる。

そのあたりの自覚は誰しもが持つべきだろう。

 

岡田紗佳の件で伊藤友里が降板に追い込まれた件。

麻雀界で発言力が強い多井隆晴を始め、白鳥翔も降板に対する発信を行っている。

他にもMリーグに携わる人が降板を惜しむ声を投稿しており、状況的には悪化の一途を辿っている印象を受ける。

なぜこういう投稿をし始めるかといえば、自分のクラスでいじめが起きた時を考えればわかる。

このSNS時代において、いじめた側はもちろん、いじめを傍観した側も同罪とみなされやすい。

仮に何のアクションもしなかった場合、「お前もいじめた側の味方か、ああいういじめに賛同するのか」と思われ、場合によっては一生言われ続けてしまう。

一切無関係だった場合、一緒にしてくれるな!と思うのが普通である。

ゆえに、なんでこんなことに…みたいな投稿をするのは、先々を見据えた際にはとても重要なことだ。

しかも、こういう投稿は最初にやればやるほど価値がある。

後になっていくと、尻馬に乗った人となり、印象は薄いどころか、むしろ優柔不断さが際立つ。

その先陣を多井隆晴が務め、その後追随する流れはある種様式美っぽいところがある。

 


さて、こうなってしまうと、何か禊を済ませないと、いつまでも言われ続け、熱狂を外へなんてちゃんちゃらおかしなことになっていく。

岡田紗佳の場合、芸能人として活動しているため、これ以上下手なことをしてしまうと、テレビにすら呼ばれない可能性すら出てくる。

令和ロマンですら、自身のチャンネルで説明を行い、説明責任という点で一定の評価は得た。

例えば、KADOKAWAサクラナイツのチャンネルで、森井監督と岡田紗佳が謝罪の時に着る黒いスーツ姿で謝罪動画を速やかに出していれば、ひょっとすると終わった話になっていたかもしれない。

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企業の記者会見で謝罪する際にも、株価が上がる謝罪とそうでない謝罪があるという。

自らの責任を認めつつ、悲しそうな顔をして謝ることで、誠意が伝わり、この会社ならば…というものになっていくという研究がアメリカである様子。

孔子は「過ちて改めざる、これを過ちという」と残している。

要するに、間違えてその後改めないことが間違いという意味合い。

反省し、改めた上で成長につなげる、これがあるべき姿なのだろう。

最近、田代まさしを始め、高知東生のチャンネルなどを見ていると、一度しくじった人がどう立ち直るかは、相当な紆余曲折があることを思わせる。

施設で真面目に生活しているから良しではなく、ちゃんとプログラムに向かい合うことが大事。

投資家も、自分たちが悪かったことを認め、心から謝った姿に、「ここに投資をしても大丈夫だろう」と思って金をつぎ込む。

そこには人情はなく、ドライな判断がある。

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色々問題があって事務所を辞めた片瀬那奈は、現在会社員として生活し、先日関西の番組にも出演していた。

知り合いが薬物で捕まり、自分にも火の粉がかかった中、辞めるという決断をした。

辞めるに至るまで、そんなに筋の通った感じではなかった印象だが、その後、会社員となり、社長の話を聞く限りでは、ごくごく普通の会社員として生活しているように思われる。

自らが何か法に触れることをしたわけではない中、これだけ割り切って第二の人生を歩めるのはなかなかできない。

岡田紗佳に関して言えば、一旦Mリーグを辞める手もありだと思う。

その上で、連盟のリーグで昇級し続け、せめてB2、B1まで行ければ、必ずや声はかかるだろう。

この後どのような展開を見せるかはわからない。

ただ、事務所やチームの運営がもう少し迅速な対応をしていれば、ソフトランディングは可能だったように思う。


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