違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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BEASTXの入れ替え戦について強く主張したいこと


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期待値を積むという言葉がある。

パチンコやパチスロで用いられることが多いが、「少しでも可能性のあるものを狙い続けていけばおのずと結果が出る」、そんな解釈を自分はしている。

最近読んだ「ゆるストイック」という本にも、運のいい人は試行回数が多い人と書かれていた。

当たって砕けろではないが、期待値を追い続けていれば、運に左右され時に負けることはあっても、勝つことが多くなる。

ギャンブルの他にも、運に左右されるものとしてポーカーや麻雀がある。

近年麻雀において、いかに勝負所で押せるかがトレンドになろうとしている。

その最たる例がMリーグにおける渡辺太である。

渡辺太の存在が、Mリーグ全体に、もちろん麻雀界全体に大きな影響を与えたことは間違いない。

逆にMリーグにおいて、チームを意識して押すべきところで押さないような判断をする選手に、時折辛辣なイメージを持たれやすい。

それが先日ストレートでの契約更新が叶わず、事実上の入れ替え戦に回るハメとなったBEASTXの菅原千瑛である。

ここ2年、そこまで足を引っ張るような成績は残しておらず、むしろ全員で沈まないよう、耐え忍んでいた。

一方で、期待値を積むタイプのようには見えず、賭け麻雀を好みそうな人からするとシャバく感じるであろうプレーが見受けられ、SNS上ではよく叩かれている。

何よりここ2年いいところなしの中田花奈の防波堤として、メンターとして寄り添い続けていた。

そんな中田花奈は鈴木大介と共に契約更新となった。

中田花奈に可能性を感じるというより、「中田花奈だと金になるから」とストレートに言えば、まだ納得してもらえると思う。

これを変に雀力が上がってきたとか、伸びシロが…と言うと、余計に苦しくなり、変な目で見られる。

「もう少し中田花奈で稼がせてください」とでも言えば、むしろ清々しい。

 

入れ替え戦自体は素晴らしいシステムだが、だったら、鈴木大介のみを契約更新させて、女流枠と混合枠で1枠ずつやればよかったように思う。

女流枠には中田花奈、混合枠には猿川真寿と菅原千瑛、ここで入れ替え戦をやれば、BEASTXの本気が伝わったと思う。

中田花奈にも試練を与え、それを乗り越えれば、応援してもらえる人はかなり増えて、多少温かい目で見てもらえるようになったはずである。

女流枠を賭けて、中田花奈や最強戦にも出ていた松嶋桃、最近連盟の女流で注目を集める瀬戸麻衣などを集めてやれば、麻雀好きはみんな見る。

せっかくの大チャンスを、目先の金に目がくらみ、運営サイドがリリースしたように感じる。

もしも来シーズン、中田花奈が今シーズンと同じような結果に終われば、相当なバッシングになるだろう。

今回でさえ誹謗中傷が目立つのに、その数は余計に増える。

賭けに勝てばなんてことはないが、負けた時は致命的である。

 

入れ替え戦に誰を呼ぶか、それはBS10でやっている麻雀番組に出てる人が中心となりそうである。

32人が出る中で、Mリーガーやアマチュア選手を除くと、何かしらのタイトルを獲得した選手ばかりである。

この中で選べば、納得されやすいし、「どういう基準で?」とはならない。

あとドラフト枠もあるので、入れ替え戦に出てこない=ドラフト枠も考慮しないといけない。

勢いでは最高位にもなった石井一馬が、キャラなども含めてドラフト枠の最有力だと思う。

問題はもう1チームできた時に、優先されるのが新チームになる可能性があり、高確率で横取りされてしまうところ。

仮に横取りされたとしても、まだまだ逸材はたくさんいる。

個人的には、最強戦を連覇した桑田憲汰が、攻撃的だしキャラもあるしおすすめしたい。

もっとお祭りにできたのに、目先の金に…

しかし、麻雀オールスターBS10チャンピオンシップ、あんまり話題になっていない。

これもまた残念な話である。

テレビ局含めて、すべてが発展途上ということなのだろうか。

挽回の大チャンスなのに。


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