違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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777リーグのレギュレーションをMリーグに当てはめてみたらワクワクしてきた


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777リーグという、早い話がMリーグのパチンコパチスロ版みたいな企画がある。

二番煎じの企画とは思えないくらいの盛り上がりを見せており、現在は2枠を巡る、6つのパチンコ店の運営会社がチームを作り、予選を重ねている。

4人+ルーキー枠1人の5人構成となっているが、レギュレーションが過激で、1~3位はそのまま、4位が1人脱退、5位が2人脱退、最下位はチームごと強制脱退となり、予選に回らされることになる。

この脱退はチーム内での出玉の順位で決まり、早い話、めちゃくちゃ負けてしまうと脱退になりやすいということ。

一方で、脱退となっても再契約は可能である。

残念ながら脱退したとしても、再度指名を受けて復活し、気づいてみれば前シーズンと全く同じメンバーで挑むこともできる。

指名が被ればくじ引きも行えるので、ドラフトをやる意味はある。

これをMリーグに置き換えてみると、意外と面白そうな印象を受ける。

アース製薬のチーム「アースジェッツ」を含め10チームとした場合、ファイナル進出までが全員残留、セミファイナル敗退がチーム内最下位の1人が脱退、7位8位は2人、9位は3人、10位は全員脱退としたら、13人が一旦リリースされる。

再契約は可能とすれば、1巡目指名は盛り上がる。

今シーズンで当てはめれば、7位2人、8位3人、9位4人とすると、11人がリリースされる。

今シーズンのBEASTXであれば全員強制脱退となるので、鈴木大介の取り合いが起こる。

EX風林火山は8位なので、二階堂亜樹以外は強制脱退となるから、勝又健志が宙に浮く形となる。

今のレギュレーションである限り、そんなことはまずありえない。

レギュレーションにも触れていないのに軍師を辞めさせるなんて、大事件にも程がある。

それも777リーグ的なレギュレーションならば、納得感はある。

今までのメンバーをとるのか、他チームの有望株をとるのか、このせめぎ合いはワクワクしそうである。

くじ引きの悲喜交々もあるし、最終的に選ばれずに去っていく選手の悲哀もある。

たとえセミファイナルに残る可能性が絶望的になっても、順位によって人数が変動する強制脱退ルールがあれば、最後まで真剣に打とうとするだろう。

よほど最下位をひた走っていれば別だが。

消化試合が限りなく少なくなり、せめて9位に入って1人残留者を確保するといった立ち回りも可能となる。

ドラフトが形骸化されやすいMリーグのドラフト制度も、これだったら意味を持つようになる。

 

全員が残留できるか、1人強制脱退かという形にすれば、ファイナルに残らなければ意味がないと誰しもが思える。

2年連続レギュラーシーズン敗退ではない限り、レギュレーションの対象にならないのは、緊張感的にどうなのだろうか。

10人以上が一旦強制脱退として宙に浮くことは、その年5団体でタイトルをつかんだ人にとって大きなチャンスとなる。

来年は現行レギュレーションに触れるチームがゼロなので、史上初の全員残留も考えられる。

Mリーガーになるには運が必要…そんなことになりかねないが、10人以上の枠が一旦でもフリーとなれば、余地は生まれる。

 

結局Mリーグはエンタメのコンテンツである。

だったら、よりエンタメとして盛り上がりそうな要素を盛り込むことは重要と言える。

最強戦チームバトルでは代打カードがあり、やむを得ない時に利用できるという。

これを監督に置き換え、監督が最大5試合に出られるようにすれば、監督もプロがズラリと並ぶようになる。

色んな可能性があり、発展を模索する動きになると、面白みが増す。

所詮、ルールを作れる側が強い。

スポーツも色んなルールを模索し、改良を重ねてきたことで発展していった。

ルールは守るためにあるものではない。

より良い環境を目指すために改めていくのがルールである。

明治時代に作られた民法を令和の時代に当てはめていく、それは本当に正しいのだろうか。

今に即したルールを模索し続けてこそ、成長につながっていくと自分は強く感じる。


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