違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


スポンサーリンク

Mリーグドラフト2025魚谷侑未・東城りお・内川幸太郎など明暗を分けた理由


スポンサーリンク

www.tokyo-sports.co.jp

aroaukun.hatenablog.com

予想に関して言えば、業界人でもない中である程度高い確率で当たったように思う。

アースジェッツに関しては連盟のプロ2人という可能性こそ考えたものの、だったら…という考えで上記の予想となった。

アースジェッツに関してはさほど驚きはなかった。

競馬で言うところの、ヒモヒモが来たようなイメージである。

KADOKAWAサクラナイツも阿久津翔太の選出は全く驚きはなく、やっぱり「堀慎吾のご意向」が大きなポイントになるんだなという確証にもつながるものだった。

あの監督の独断と偏見で選べるのだろうか。

 

個人的に驚いたのは東城りおの復活である。

誰かは出戻りをするだろうと思ったが、よもやの東城りおだった。

BEASTXは強くなる気があるのかという意見が出てくるのも不思議ではないが、一方で東城りおは別にMリーグで戦えてなかったわけではない。

むしろ3シーズンでプラマイゼロぐらいなら、BEASTXからすれば「大幅補強」である。

ちなみに東城りおの抜擢は業界の中だと予期されていたことらしく、的中させている人もチラホラ。

Mリーグ関連の仕事でやたらと呼ばれるのは東城りおや丸山奏子。

丸山奏子も麻雀で着実に結果を出しており、丸山奏子はまだ可能性はあるんだろうと感じてきた。

東城りおは退団後あまり恨み節を言っている印象がなく、未練もなさそうだった。

辞めてからの態度を見られている、これが復帰に近づくポイントになりそうだ。

 

 

EX風林火山に関しては内川幸太郎が選ばれた。

魚谷侑未が鉄板ぐらいで選ばれると思っていたのは、決勝まで残っていたからだったのだが、最後は「ロビー活動」。

内川幸太郎は期せずして誕生した「ミスターX」としてオーディションを盛り上げ、各種イベントに参加した。

決勝の日はパブリックビューイングにも参加している。

魚谷侑未も内川幸太郎もファンは多く熱量も高い。

今回ファンの応援が明暗を分けたとされているが、個人的には内川幸太郎が作り出した風が大きかったと言える。

魚谷侑未や東城りおの辞め方も、当人たちではどうにもなるものでなく、スポンサーの方針転換の煽りを受けた。

だから、当初は2人に相当な同情があったけれど、それは去年の話。

内川幸太郎もKADOKAWAサクラナイツの辞め方が、周囲を同情させるような形となった。

これは今年の話。

加えて、渋川難波との配信で同接4万人以上、noteも前向きなことが書かれていて、オーディションへの協力も相当なものだった。

ファンの応援の差というより、風力の差。

都知事選で後出しじゃんけんをした方が勝つと言われやすいように、最後に出てきた人の強みとそれを活かし切った内川幸太郎のホスピタリティが魚谷侑未を上回った。

これが逆だったら魚谷侑未だったはずである。

言ってしまえば魚谷侑未に運がなかっただけで、きっかけ1つ。

競馬も10回やったら10回同じ結果になるわけではないように、今回の選考も同じことが言える。

魚谷侑未のファンからすれば悔しくて悔しくてしょうがないとは思うが、決してファンの問題でも魚谷侑未本人の問題でもない。

巡り合わせがことごとく内川幸太郎に向いた話と言える。

 

忍田幸夫の落選は、団体の営業力の差とも言える。

オーディション優勝者以外で7人選出されたが、連盟が5人、最高位戦1人、協会1人。

アース製薬は連盟のスポンサー、BEASTXは元々オール連盟、EX風林火山も連盟寄りと連盟の選手が選ばれやすい状況にはあった。

とはいえ、連盟の営業力の高さ、最高位戦の「企業努力」、協会の企画力などを考えると、他2団体はまだ改善の余地があると言える。

この2団体にもMリーガーにふさわしい人たちはいる。

忍田幸夫もまた、YouTubeでの発信をした方が良さそうな人ではある。

どんな麻雀をするのか、それを示していくことが重要だと感じる。

 

今回のドラフトでBEASTXもEX風林火山もKADOKAWAサクラナイツもバランスがよくなった。

BEASTXには鈴木大介、EX風林火山には勝又健志、KADOKAWAサクラナイツには堀慎吾がいる。

麻雀にウソをつけないことを錦の御旗にして、配慮を最小限にして思ったことを言える。

受け止めてくれることに甘えて言いたい放題言った結果、受け止めていた側のイメージを悪化させて退団に追い込むケースは、勝又健志以外で見られた。

ここに同じタイプが入ったとしたら、そりゃ空気も悪くなるし、ギスギスする。

止めようとしたらその人のイメージに影響が出る。

そういうタイプはもちろんいていいのだが、せいぜい1人。

となると、東城りおも内川幸太郎も、長年そのタイプと折り合いをつけてきた人なので、配慮ができる。

BEASTXは中田花奈の成長次第でレギュラーを抜けられると思う。

EX風林火山も永井孝典の人柄の良さと内川幸太郎の振る舞いで勝又健志の存在をより活かせるようになる。

KADOKAWAサクラナイツは堀慎吾の絶対王政で進みやすく、あとは「ご乱心」をいかに我慢できるか。

そして、岡田紗佳にこれ以上トラブルが起きなければここも手堅そう。

アースジェッツはわからない。

麻雀にウソをつけない人が2人以上いたらみんなで沈むことも考えられる。

赤坂ドリブンズはどちらかといえば全員ウソをつけないタイプだが、ウソをつけない人全員口が悪いわけでなく、受け止められる人もいる。

そういう意味では奇跡的にバランスがとれているものの、渡辺太の健康状態が心配である。

 

麻雀は時に残酷なので、性格が悪そうな人が堂々と悪態をつける展開になってもおかしくない。

大事なのは選ばれてからである。

魚谷侑未やそのファンは今まで以上に激しく前へ前へと行くのだろう。

とても素晴らしいことである。

ただ何事にも勝負所はあるし、一旦折り合いに専念して道中控えたり、小回りコースでまくりにいったり、大外一気に備えたりする手もある。

もう1チームできるとなれば、近藤誠一と組める可能性も出てくる。

企業を口説いていくような活動もありといえばありなのかもしれない。


スポンサーリンク