違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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巨人マルティネスへの誹謗中傷についてはっきりと言いたいこと


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マルティネスは一時期の大魔神・佐々木ぐらいの信頼度がある。

マルティネスが出てきたらお手上げ、個人的にはそれぐらいすごい投手である。

1998年の佐々木もまさにそんな感じだったが、それでもセーブに失敗したことは何度もあった。

だからといって、あの野郎!と言い出す人が当時いたとして、周囲にめちゃくちゃなことを言う人がいたら、おかしな人だなぁと思われたはずである。

マルティネスは高年俸だが、それに見合う活躍をしている。

バウアーはそれに見合っていないかもしれないが、安定さえすれば高年俸にふさわしい選手である。

気性は大事だが、激しすぎるとバウアーみたいに不安定になるので、マルティネスぐらいのスタンスがちょうどいい。

そんなマルティネスが誹謗中傷を受けたというから、はっきり言って世も末である。

ただ、マルティネスへの誹謗中傷は普段から自分が感じている「誹謗中傷をする人間のマインド」が、より確実なものとなったように感じた。

何が言いたいかと言えば、「論理的な思考ゼロでその時に思ったことを言ってるだけ」

誹謗中傷をする人間は、本人は恐ろしいほど悪気がなく、感情が高ぶってただただ思ったことを言っただけ。

想像力も働かせず、自分が瞬間的にイライラしたから、瞬間最大風速的に発信しちゃっただけ。

ちなみに今シーズンのマルティネスは開幕から31試合連続無失点記録を作っていた。

そりゃいつかは打たれるわけで、熱心な巨人ファンであれば、マルティネスに誹謗中傷をするはずがない。

マルティネスがお休みをした時、大勢がマウンドに上がるも打たれている。

誰でも簡単に務まるわけではないのが守護神のポジションである。

それが分かっていて、自チームの守護神に一抹の不安を抱えているファンからすれば、「マルティネスが誹謗中傷を受けたら、うちはどうなんの?」と思う。

そういう点からも、「論理的な思考ゼロでその時に思ったことを言ってるだけ」というのが誹謗中傷の本質のように感じる。

思ったことをつい口にしちゃう人は自分に正直、自分にウソをつけないなど、肯定的に捉えられることもある。

ただ、誹謗中傷と紙一重にいるので、芸術的な回避能力や卓越した危機察知能力がないと、この手の人はトラブルを起こす。

それでいて何の悪気もなければ、何1つ発言を覚えていないので、「あの時の言葉、許せない!」と言われたところで、そんなことは言っていない!ぐらいのことを平気で返せる。

なぜなら何の思い入れもなく、その場の感情を言ってるだけで、何も記憶に残っていないから。

今回マルティネスへの誹謗中傷に際して、「そんなことをするのは中日ファンだろ!」みたいなのもチラホラあったが、これも誹謗中傷の類である。

誹謗中傷と思わず、その時に思ったことを言ってるだけ。

咎めたら咎めたで、個人の感想を言って何が悪いとか、突っかかってくるなとか、言論の自由だ!などなど。

批判と誹謗中傷は違う、真っ当な批判はいいと言ったところで、そういう分別がある人は百も承知。

思ったことを反射的に言う人が、果たしてそのジャッジをできるだろうか。

誹謗中傷をいかになくすか、それはもう難しいとしか言いようがない。

これだけ飲酒運転は良くない、あおり運転はダメと言われてても全国各地でまだまだ起きているのと同じ。

各々が粛々と対策を立てていくしかないのだろう。

マルティネスに関しては、天下の読売グループがバックにいるわけで、たとえ瞬間的に思ったとしても、我慢した方が得と言える。

去年横浜もマルティネスから起死回生の一本を放ったはずだが、今年はあと一本が出ない。

こういう時に、暗黒時代を知っていると怒る気にもならなくなる。

まぁそれでいいのかという話ではあるが。


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