端的に言えば、SNSで男性に近づき、性的な写真を送りあおう、自慰行為を見せあおうと持ち掛け、実際にそうした写真なり動画なりを送ったところ、勝手に保存・撮影されてしまい、それをネタに脅迫されるというものだ。
金を出せ、さもないとバラまくぞと脅されたら、何とも怖い。
こうした被害が年々増えていて、男性の被害が多いそうで、その中の半数程度が男子中高生や小学生なんだとか。
なぜこうしたことが起きるのか。
個人的に強く思うのは、何の免疫もなくネットに触れている子どもが圧倒的に多いからだろう。
自分が中高生の時、携帯で無料で利用できるサーバーというか掲示板というか、そんなものが出てきた記憶がある。
そこに自分の性的な画像なり動画なりを投稿できる。
暗証番号的なものを設定し、その番号をバラバラにしてリンクを踏ませて小遣い稼ぎなりなんなりをしているサイトがちょくちょくあった。
中にはワンクリック詐欺もあったのだが、自分も何回かうっかり踏んでしまい、端末番号を記録したみたいなものに出くわした。
実際そんなもので特定はされないのだが、男子中高生にとっては恐怖だろう。
当時、自分の知り合いがワンクリック詐欺に引っかかりそうになり、自分に助けを求めてきた。
このことは誰にも言わないでほしいと懇願された記憶がある。
そんな大層に考えなくても大したことないのに…とは言えない空気が流れていた。
男子中高生はいつの時代もエロの誘惑に弱い。
見ず知らずの女性に、「あなたの身体を見せてよ!私はこんな感じ!」とやられたら、コロッといってしまうと思う。
いいっすか!こんな感じでいいっすか!という具合に送る男子がいてもなんら不思議ではない。
思春期なので根拠のない自信がある、部活で鍛えている、女子にモテたい、先輩にその手のことを教えてもらうなど色々重なると、攻めの姿勢になりやすい。
幸い自分は他人にそういうものを見せる癖もないし、そもそも帰宅部なので鍛えてもいないし、自分の身体に一切自信がないし、当時から疑い深い人間だったのでよかった。
でも、そんな人が大多数とは思えない。
ワンクリック詐欺に引っかかりそうになった高校時代の知り合いもそうだったように、その手の被害に遭った時、男はものすごく不安になる。
自分の局部や痴態が全世界にバラまかれ、それが知り合いに見られたら最悪も最悪。
取り返しがつかないどころではない。
金を出したら許してくれるとなれば、お年玉なりなんなりを使って払おうとする子供がいてもおかしくない。
額が額だと親の財布から盗むなど、色んな犯罪に手を出すこともあり得る。
海外だとセクストーションの被害に遭い、苦にして自死するケースもあるという。
この感じだと日本でも同様のケースは起きるだろう。
ついつい自分の裸を相手に送ってしまうというのは、男女関係なくある。
セクストーションには2種類あるとされ、男性の場合は金銭メイン、女性の場合は支配がメインとなる。
被害者の女性に恋愛感情を抱かせた上で、動画を送るよう要求し、別れてもなお、動画や画像などをネタにもう1回ヤラせろとかもっと送れとかそういう脅迫をするらしい。
ニュースで時折見聞きするが、これもこれで結構な問題だ。
いかに被害を防ぐか。
個人的に思うのは、性的な画像を送りあうのはやめてくださいという呼びかけは無意味だということ。
だから、局部なり裸なりを撮影した際、端末に記録させないようにするにするのがいい。
もしくは送信する際、こういうリスクがあるけれど本当にいいんですね?みたいな「軽い脅し」をSNS側で複数回行うこと。
それでも生じるだろうが、その時は恥ずかしがらず、すぐにここに連絡しろと窓口を伝えることだろう。
親や学校にバレない形で済む仕組みがあればなおよし。
ただ、SNS側で再三再四注意したのに無視したのであれば、ちょっとしたペナルティとして親にバレてもやむなしだとは思うが。
また流出してしまった場合には、StopNCII・Takeitdownというサイトに流出した画像なり動画なりを登録すると、「デジタル指紋」をとりだして拡散行動があっても、未然に防げるようになるという。
あとはブロックして無視をすることも有効な手段なんだとか。
親によってはスマホを持たせないなど、物理的な対策を考えたくなる人もいるだろう。
でも最近はグループLINEなどでやり取りをすることもあり、なかなか難しい。
あと幼少期に色々我慢させ、抑圧させると大人になって爆発し、それはそれで面倒なことになる。
程々に免疫をつけさせ、程々に痛い目に遭いつつ、程々に自尊心をつけてもらう。
それが大事だろう。
詳しい話は、ぱっぷすの専用ページで改めて読んでいただきたい。