1. 致命的なマイナスにしかならない矛盾
長濱ねるのタトゥー報道に対し、
多くのファンが「なぜ?」と疑問を抱くのは当然だ。
彼女の持つ清純なイメージと、
タトゥーのコントラストはあまりにも強い。
もし悪女キャラなどに転向しないのなら、
このタトゥーは彼女のキャリアにとって
「致命的なマイナス」にしかならないのではないか?
この違和感の正体を探るべく、本記事では、
彼女の意図とされているものに焦点を当てながら、
ひろゆき氏も言及した日本社会のタトゥーへの根深い嫌悪感、
そして筆者の個人的な体験談を交え、
彼女が背負うリスクの大きさを徹底検証する。
2. 長濱ねるの行動がもたらす最大の矛盾
個人的には、長濱ねるのタトゥーの意図がわからないというのが率直な感想である。
長濱ねるの従来のキャラとタトゥーは明らかに合わない。
これをきっかけに破天荒キャラに行くぞ!という感じでもなさそうに見える。
むしろシレッと今まで通りのキャラを通そうとしている。
だとしたら、タトゥーは彼女の活動において邪魔でしかない。
大人への反抗だとしたら、ピントがズレているように感じる。
うっかりタトゥーを入れて、後悔した人がお金をかけて除去する話を聞くたび、確固たる信念がないとタトゥーを入れちゃいけないと思う。
ファッション感覚でやるにはあまりにリスクが大きすぎる。
彼女の行動は、「悪女として頑張るぞ!」「淫らな役でネトフリで億を稼ぐぞ!」ぐらいの強い意図があるか、または役作りのためであってほしいとすら思う。
しかし、この話題に彼女本人は口を開こうとせず、取材にも出てこない。
何らかの役作りで入れることにした、ゆえに何も話せない、質問に制限をかけたのなら理解できるが、現時点でプラスかマイナスかどちらが大きいかといえば、圧倒的にマイナスだろう。
3. なぜ日本ではタトゥーが嫌悪されるのか?(社会的な背景)
少し話は変わるが、タトゥーが日本社会に受け入れられにくい構造を理解する必要がある。
以前、ひろゆき氏の生配信にタトゥーを入れた人から、生活で色々な支障があることへの怒りの声が寄せられた際、ひろゆき氏は「日本はそういう文化ではない」と一刀両断していた。
海外とは違う文化的な背景がある。
実際、日本のタトゥーへの嫌悪感は根深く、江戸時代に罪人の証として入れ墨を入れさせられた歴史もその一つとされる。
一方で、16世紀には奄美や琉球などのエリアで女性がイレズミを入れる習慣もあったという。
興味深いことに、入れ墨自体は江戸時代まではそこまで嫌悪感のあるものではなかったようだが、開国して多くの外国人がやってくるようになり、時の政府が問題視し、取り締まるようになったとされる。(参照元:https://www.nippon.com/ja/views/b06701/)
皮肉なことに、海外で日本の彫師が活躍するようになり、逆輸入的な感じで日本でもチラホラと広まり出している印象を受けた。
しかし、文化の根底にある「タブー視」は未だに強く残っている。
4. タトゥーは「取り返しのつかない決断」である(野沢直子の事例)
タトゥーが「安易なファッション」ではないことを示す事例として、お笑い芸人・野沢直子のケースがある。
彼女はアメリカで活動中にパンク系の旦那の影響でタトゥーを入れ、愛する人の名前を彫り込んだ。
しかし、最近になって野沢直子氏と旦那が離婚してしまった。
離婚した旦那の名前が彫り込まれ続けているのは、当人からすれば微妙だろう。
彼女は、旦那の名前(ボブ)の隣にスポンジと入れることで「スポンジ・ボブ」として昇華させたという。
そこまでやるならもはや面白いと思えるが、これはタトゥーがどれほど「取り返しのつかない決断」であり、人生の変遷に伴うリスクを背負うものかを示している。
長濱ねるは本当に、このリスクを認識しているのだろうか。
5. 個人的な体験談:タトゥーは想像以上に嫌われているという現実
最後に、私自身が体験した、タトゥーがもたらす社会的障壁の大きさを裏付ける出来事を記してみる。
数年前、さまざまな場所にタトゥーが入った女性とデートしたことがある。
デート自体は楽しかったが、心のどこかでタトゥーが引っかかっていた。
表向きは一切気にしていない素振りを見せるも、内心ではタトゥーに対する嫌悪感があり、個性の一つとはどうしても思えなかった。
その後、その女性を紹介した知り合いから人づてに謝罪された。当時あんなやつを紹介して申し訳なかったという。
謝罪の内容を伝えてくれた友人の歯切れが段々と悪くなり、問いただすと、その女性は「人前で言うには憚られる仕事」をしていたらしい。
これ以上聞くと色々面倒なことになりそうだったので、酔ったフリをして忘れることにした。
このエピソードからわかる通り、タトゥーは想像以上に嫌われている。
長濱ねるがもしこの社会的マイナスを軽く見ているとしたら、引退する時に写真集を出すにあたってドッキリをかます、といった「遊び」の域を超えて、今後のキャリア全体に大きな影響を与えるだろう。