違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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元HKT48菅本裕子がアイドル時代知恵袋をソースに地上波で叩かれていた件


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街録チャンネルの更新された動画を眺めていると、元HKT48の菅本裕子がいた。

www.youtube.com

かれこれ10数年前にHKT48に入ったが、1年程度で活動辞退に追い込まれた。

本人曰くGoogle+という、当時AKBグループが力を入れていたSNSを通じてファンとやり取りをしていたらしい。

何もわからずついつい返していたというのは本人談。

そこに別のメンバーたちの、色んな騒動が重なり、未成年飲酒や喫煙といったデマに巻き込まれていったと語られている。

結果として大量脱退が発生してしまうが、問題は大量脱退の翌日。

地元のテレビ番組であるRKB毎日放送の「今日感テレビ」で、この件を取り上げた。

未成年メンバーの実名を挙げて未成年飲酒や喫煙といった情報が出ていることを紹介したのだ。

この件は問題となり、BPOでも審議対象となっている。

www.bpo.gr.jp

何より問題だったのは「未確認のネット情報」をソースにしていたこと。

そのソース元がヤフー知恵袋であったことが菅本裕子によって明らかにされた。

ヤフー知恵袋をソース元にして地上波で報道を行ったら、果たしてどうだろうか。

バラエティ番組やYouTubeとかで知恵袋に本人が返信するみたいなことをやるけれど、報道で用いるケースはまずないし、マスゴミだなんだとネットで笑われるだけである。

ディレクターは知恵袋の内容を知っていたものの、当然こんなものは放送されるべきものではないと感じていた。

とはいえ、出演者からネットでの噂話が出てくる可能性もあるため、ディレクターはこの件を紹介する男性女性それぞれのリポーターに対し、あくまでも噂として否定するよう求めた。

男性リポーターは理解していたが、女性リポーターは正しく理解していなかった。

そのせいで女性リポーターは知恵袋をソース元にした情報を地上波で発信してしまう。

ディレクターはこの時行き過ぎたと感じたようだが、特段行動を起こさず、その日は終わった。

翌朝になり、視聴者からクレームが入り、これはやらかしたとばかりにキャスターから謝罪と訂正が入った。

未成年の飲酒・喫煙は法律で禁じられており、未成年メンバーの飲酒・喫煙疑惑に関して実名報道をしないのが原則。

それを犯したことはもちろん、出処が知恵袋というのが正直見識を疑う。

菅本裕子を始め、当事者から人権侵害の申し出がなかったからRKB毎日放送はこれ以上咎められなかったが、人権侵害の申し出があれば何らかの処分は受けていたはずである。

しかも、今日感テレビは日曜に放送される日曜版もあり、例の事案以前からHKT48はレギュラーだった。

レギュラー出演者がスキャンダルを起こせば報道するところもあるだろうが、その報道において知恵袋をソースにするとなれば、信頼関係が破綻しても不思議ではない。

人が人なら絶縁状態になるレベルである。

 

菅本裕子の話に戻ると、コメント欄には色んな事が書かれていた。

あえて触れないが、三谷三四郎がなぜ指摘しないのかみたいな内容だった。

例のBPO案件については色々調べたようなので、恐らく調べていく中で知った可能性もある。

としても、あの噂はどうなんですか?とは踏み込めないように思う。

あれ「も」デマなんですよ!という展開にもできただろうが、リスクがある。

もしくは奇跡的にその部分だけ噂話を見逃していた可能性もある。

コメント欄を見て、えっそんな噂があったの?と思っている可能性もないとはいえない。

何を語って何を語らないかは本人の自由だし、街録チャンネルではそういうことがちょくちょくある。

三谷三四郎は基本的に何も知らない。

同世代のはずだが、同世代なら共感できる話題ですらあまり食いつかない、というより食いつけられない。

本人の生い立ちもチャンネル内で語られているが、それを聞く限りでは、環境的にやむを得なかったように感じられた。

テレビ局のADになったとはいえ、特段テレビっ子ではない。

感覚的にはテレビもさほど見ていないのにテレビ局に入った今の若者と近いものがある。

今の若者と話して、通じないことがやたらとあるように、三谷三四郎を「若者と同等」と捉えれば、街録チャンネルの別の見方ができるように思う。

最近になり、別のディレクターも参加するようになったが、個人的には別のディレクターの方が安心して聞いていられる。

なぜなら若いので、そりゃ知らないわなそんな昔のこと…と心から思える。

加納典明を久々に街録チャンネルで見かけたが、三谷三四郎は何も知らない印象だった。

自分は幼い記憶で、加納典明のギラギラとした部分を良くも悪くも覚えているし、織田無道共々、信用できないなぁと感じていた。

それは自分がアニメやマンガより両親がよく見るバラエティばかり見てたからだろう。

もしかしたら三谷三四郎の感覚の方が多数派のような気がしないでもない、というか、そうだろう。

逆に知らないからいいのかもしれない。

菅本裕子も、相手が吉田豪だったらあの場に出てこないかもしれない。

まぁ吉田豪であっても聞かない可能性が高い。

10数年前に握手会に行ったことがあるのもあるが、頑張ってほしいなと思う。

元HKT48メンバーのバイタリティの強さは異常だが、菅本裕子はそのパイオニアと言える。

天下のFRUITS ZIPPERも、CANDY TUNEにもHKTメンバーがいる。

転職大成功とはこのことだが、菅本裕子も結果的に成功を収めた状態にある。

懐かしい気持ちになったが、知恵袋をソースにしていたRKB毎日放送と、結果的に例の事案以降8年も続けたことへの疑問を今更ながら感じた。


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