違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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千原せいじの発言と外国人を巡る事象を考える


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千原せいじは文春砲を何度も食らい、不倫が報じられても我関せずというスタンスで来た。

ある種無敵の人だったのだが、今回の件では我関せずでは済まされない状況になっている。

そもそもの発端は、クルド人問題を巡り、戸田市議会議員の河合ゆうすけとの対談だった。

河合議員はクルド人問題を巡って盛んに発信し、問題提起を行っている人物。

日本といえば難民をあまり受け付けない国として知られ、令和6年度で難民申請を行った外国人が約12,000人程度に対し、実際に認定されたのは200人弱しかいない。

そもそも処理数が8,400人程度で不認定が5,000人を超え、申請取り下げが3,000人程度。

本来なら認められなければ国外に出ないといけないし、収容所にいないといけないが、コロナ禍もあり、施設外で暮らす仮放免が増えているとのこと。

川口市にはクルド人が多く、現時点で2,000人以上はいるとされる。

2024年に川口市が把握していた時点で900人だったことを思えば、1年で倍以上。

仮にこのペースが続けば2026年には5,000人以上となる。

そもそも2023年の時点で川口市内に住む外国人は4万人以上いる。

割合は全国の市町村で最多、ここからさらにクルド人の人口が上乗せされる。

たとえデータで治安の悪化はそこまで認められないとしても、市民の感覚は治安が悪いと感じている。

いわゆる体感治安と呼ばれるもので、一時期少年犯罪の件で、データと体感治安がかなり乖離していた印象がある。

自分が住むエリアの近くにもかなり外国人がいるので、川口市民が治安の悪化を感じたくなる気持ちはめちゃくちゃわかる。

先の参議院選挙で埼玉選挙区トップの得票数が参政党の議員だったというのもうなずける。

人権どうこう色々言われるし、それも正論だが、とはいえ、生活する側からすればそんな単純には割り切れない。

こういう背景の中、千原せいじが踏み込んでしまった。

 

千原せいじのキャラ的に河合議員と同じようなことを言いそうで、何をケンカすることがあるのだろうと記事を読むと、実はクルド人に対してそこまで悪い感情を持っていなかった。

景品交換所があるってことは治安もそんなに悪くないでしょという、わからんではないが、納得もしにくい論理を繰り出す。

その前から河合議員との折り合いが悪く、かなり当たりがきつく、河合議員が怒っていた。

そして、千原せいじ持ち前のデリカシーのなさや押しの強さ、自分の意見を強く信じる気持ち、良くも悪くも自分に素直なところなどが出てしまい、ついには河合議員に対していじめられっ子だっただろと発言し、これが大きな批判につながる。

千原せいじがこの件で現状何も発言をしていないものの、不倫報道の時のような振る舞いはできないだろう。

不倫の時は、家族間の問題であって他人はごちゃごちゃ言うなというスタンスでも逃げ切れるが、今回は違う。

千原せいじが川口市民であれば、俺は治安が悪いと思わない!と断言しても人様の感じ方なので否定のしようがない。

ただ少なくとも川口在住ではなさそうなので、そこで治安うんぬんを言ったところで、川口市民からすればまさに「他人はごちゃごちゃ言うな」となる。

千原せいじに謝罪のイメージはそんなにないが、謝罪すべき時は謝罪しそうな雰囲気はある。

だったら本人などに謝った上で、議員と一緒に川口市を見て回るというのが妥当なのではないかと感じる。

千原せいじであれば、先入観なく外国人と接することもできるだろう。

 

自分が住むエリアの近くを調べるとそこそこ外国人比率が高く、そういう店も目立ち始めた。

夜10時ぐらいになると駅前は色んな意味で雑然とし、お子さんがいるご家庭だったら、多少は警戒するだろうなと思う。

そこに来て、人権どうこうと正論を言われても、おそらく響かない。

市民からすれば、決められたルールを守って粛々と運用してほしいと願うばかりで、何かあったら毅然とした対応をしてほしいぐらいのこと。

人手不足である以上、外国人を入れなきゃいけないのも致し方ないが、この議論においては平行線にならざるを得ず、感情的な対立を促すだけと言える。

ヨーロッパで今まで起きてきたことが日本でも起ころうとしている。

今度の選挙もまさにそんな傾向がはっきりと出た。

諸外国の傾向を学びながら、どんな一手を放てるのかを考えていかないといけない。


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