ボートレース徳山ではオーシャンカップが行われ、西山貴浩がついにSGで優勝した。
ボートレース界を代表するエンターテイナーであり、実際は至ってマジメな青年だが、これで名実ともにボートレース界のスターになったと言える。
優勝した時に西山コールが起きていたが、ボートレース場でああいうコールが起きる印象がない。
それだけ人気なのだろう。
本当に良かったと心から思える。
そんなボートレース徳山ではさまざまなイベントが行われたが、優勝日は三上悠亜が登場した。
ボートレース場に来るのは基本的にはおじさんばかりなので、元AV女優の看板はあまりにも偉大。
白いドレスで登場し、その姿をインスタグラムに載せるとネットの記事にもなった。
ここまではよくある話なのだが、問題はここから。
とあるユーザーが、三上悠亜と同じドレスを着る予定だったのに、AV女優に貸すとわかれば契約しなかったというようなツイートをした。
8万以上のいいねがつき、強い関心事となる。
賛否両論が飛び交う事態となり、AV女優という職業への差別のような話になってきた。
最初にツイートした女性も引くに引けなくなったか、はたまたよほどお怒りなのか、戦闘モード全開で反論を重ねており、あまりいい状況ではない。
AV女優という仕事に嫌悪感を持つ女性が多いのは仕方ない話である。
ようやくAV女優の仕事にも理解を示す人が増えたとはいえ、その割合はまだまだ小さい。
その衣装はそのスタジオでのオリジナルのため、他では着られないという。
しかも、投稿者は投稿者で小物なども自分で用意するなど、周到な計画を立てており、それがAV女優に先に切られたとなれば、AV女優に理解を示さない人だと嫌悪感を抱くのはやむを得ないと言える。
職業差別は良くない!とやたら見かけるが、大前提としてどのような差別も良くない。
何事にも差別は良くない!と思っている人なら、「AV女優だからといってそんな言い方はないだろ!」という批判をしても自然である。
ウエディングドレスをよほど神聖なものと捉える人も多いらしく、これは収拾がつかない。
投稿者の気持ちは大変理解するが、このままでは男性たちに食い物にされ、相当傷つくことになりかねない。
AV新法もそうだったが、「エロを蔑ろにする勢力」にどれほど執念を燃やして叩きまくるか、色んな場面で見てきた。
開示請求をしまくって慰謝料請求をしまくり、その金で新たにドレスを作る!ぐらいの気概がないと得はない。
結構前に高級寿司屋で大将にケンカを売った女性がいたが、この女性はこうなっている的な変遷が流れてくる。
一度目を付けられるととことん追われるので、改めて対策を練るべきだろう。
かなり強い怒りがあるのは理解するが、正直にやり過ぎてもいいことは何もない。
SNSから距離を置くか、別アカウントに避難するかの対応は必要かもしれない。
職業に貴賎なしということわざがある。
江戸時代にできたことわざだが、意味合いは意外と勘違いされている。
現代だと、どんな職業も格差・差別があってはならない的な意味合いだったが、当時は違ったという。
士農工商という階級があり、職業=人間の価値にあらずと言いたかったようである。
武士だから素晴らしい、商人は下品、そんなことはないという感じだろう。
どんな職業だって立派だ!という意味合いではないように感じる。
AV女優だから全員落ちこぼれ!お医者さんだから全員超優秀!なんてことはないわけで、それが職業に貴賎なし。
どんな職業だろうがなんだろうが、そりゃいいやつもいれば悪いやつもいる、職業で人を判断するなといったところ。
かといって、この職業ってこうじゃないの?という偏見自体はもはやしょうがないと思う。
たとえば、転売ヤーを職業とみなした時、「転売ヤーだって立派な職業だ!だって職業に貴賎なしなんでしょ?」という意見に、「確かにそうだ!転売ヤーも立派な職業だ!」とどれだけの人が共感できるだろうか。
どういう職業を好み、忌み嫌うか、これはその人の好みである。
自分は学校の教師が好きではないが、他の人からしたら好きな人が多いだろう。
自分の父親は塾講師という職業を忌み嫌っていたが、誰にだって忌み嫌う職業はある。
それがAV女優なのか転売ヤーなのか、学校の教師、塾講師、政治家、警察官か、その違いだろう。
あとは忌み嫌う人の多さである。
警察官を忌み嫌う人もいるだろうが、少なくとも過半数はいないだろう。
好みの問題と人数の問題、それが三上悠亜の件で可視化されたと見るべき。
三上悠亜はそれでも立派にやっている方だし、地上波に普通に出られる元AV女優なんて数少ない。
女性のファンもそれなりにいる中で、元AV女優としか見ていない人も多数いるのは仕方ない。
自分はどんな職業だろうと上下の差、区別をつける気にならないが、差や区別をつけたがる人はいるだろう。
意識的にする人もいれば、無意識でしちゃっている人もいる。
レールに乗っかっている人ほどその点は無意識かもしれない。
上下の差、区別をつける得があれば自分もやるのだろうが、そこに得を感じない。
差や区別をつけないと損をするケースがあれば別だが、自分は思いつかない。
どんな職業が忌み嫌われやすいのか、データとして知っておきたいところではある。