違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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横浜ファン歴30年の男が三浦大輔監督の後任として最適な人物を考える


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横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督は今シーズンで5年目。

前任のアレックス・ラミレスは5年目で退任したことを思うと、よほどの成績を残せない限り、今シーズンで退任だろう。

しかも今シーズンは阪神が早々に優勝、厳密にはまだマジック1だが、あっさり決められてしまい、ここから留任は考えにくい。

3年目の成績であっても微妙であり、さすがにこれ以上はどうだろうか。

 

来年新たに監督を迎えるとして、現実的な候補を3人考えてみる。

まず横浜DeNAベイスターズというチームはフロント主導で、監督の権限はさほどない。

あいつをとってこい!みたいなことはなく、むしろ、えっこの選手を?ということもあり得る。

要は「すべこべ言わず、与えられた材料でおいしく料理をしてください」というのが横浜の監督である。

監督の力量よりも、発信力があってクリーンな人が求められる。

それでいて実験的な人事も非常に多く、コーチの育成を行っているのもこの球団ぐらいだろう。

だから、YouTubeでゴチャゴチャ言うような解説者は忌み嫌いそうな印象を受ける。

「いいから俺たちに従え」がベースにあると思った方がいい。

横浜に対して苦言を呈するOBは得てして1998年世代であり、暗黒時代のOBはまずそんなことは言わない。

誰が言ってんだ!という話になるのと同時に、DeNA時代を経験している人は、苦言を呈しても得がないのを理解して何も言わないような気がする。

暗黒時代に監督コーチをやった人間は別だが、選手だった人間はいい関係性でありたいと思うだろう。

三浦大輔監督はゴチャゴチャ言いたがりの98年世代の中では色々と飲み込めている方である。

それもまたDeNA時代を経験し、苦言を呈するキャラではないことを球団が強く認識しているから。

 

再登板がアリならアレックス・ラミレスの復活は考えられる。

相変わらずの発信力と我慢強さ、苦言を発することも少ない。

ラミちゃんの愛人とまで言われ、寵愛を受けた佐野恵太はドラフト最下位ながら横浜になくてはならない存在となった。

 

最近のAIに聞いてみると、村田修一という名前も出てくる。

ただ村田修一の場合は若干言いたがりな部分があり、フロントがそんなに信用しているのか未知数。

あるとすれば2軍監督をやってからで、そこで確固たる信頼を勝ち取ったらあり得そう。

実績面では工藤公康の名前も挙がるが、こちらは初代DeNA監督の打診を受けた際に色々注文をしてしまった経緯がある。

その注文は極めて妥当だとは思うが、御しにくいのでは?という一抹の不安がフロントにありそう。

古田敦也の名前も出てくるが、こちらもゴチャゴチャ言いたがりで、選手にきつく当たりそう。

きつく当たるのはいいのだが、能力を高めるタイプではなく、士気を下げるタイプに思える。

厳しさは当然必要だが、厳しさにも質があり、自らにも厳しさと覚悟が必要だ。

本当にあるのだろうか。

期待されているうちが旨味になりやすく、もしも監督になって再び散々な結果となれば、監督としてはヘボとみなされ、色眼鏡で見られてしまう。

1回目のしくじりは色んな言い訳ができるが、2回目は致命傷。

色んな理由があっての2回目は別にしても、色々整備されて2回目を引き受けてのしくじりは最悪である。

そのリスクを考えると、オファーがあっても引き受けないように思うが…

 

AIの「本命」は石井琢朗で、この可能性は確かにある。

ヘッドコーチに谷繫元信あたりを呼んで厳しさを出す分にはいい。

ヘッドコーチはゴチャゴチャ言いたがりであっても許容はされやすい。

そもそも球団側がヘッドコーチに重きを置く印象は見受けられないが。

今が厳しさゼロということではなく、厳しく取り組むという姿勢はそう簡単に作られていくものではない。

意識の変化は時間がかかるし、結果を得て確固たる自信をつけるのもなかなか大変。

個人的にはアレックス・ラミレスか石井琢朗か、この2人のどちらか。

ラミレスであれば、それこそ村田修一に2軍監督をやってもらい、頃合いをみて昇格する手もいいのではないだろうか。

 

バウアーの件を含め、ここ最近の横浜はお金の使い方という点で色んな失敗をしていると感じる。

補強するのはいいにして、本当にそれでいいの?という補強をする。

幸いビシエドや藤浪は思ったほど悪くなく、まずまずなのでいいにしても、バウアーの獲得はある意味痛恨であり、今年の敗因と感じる。

aroaukun.hatenablog.com

1年目は好きに采配をすればいいと個人的には思う。

何をしなくても勝つときは勝つし、下手な手がうまく転ぶこともある。

今年の阪神は巨人よりも手ごわそうに見える。

危ないのは横浜だろう。

バウアーが良くも悪くもかき回すことになる。

優勝を決めるきっかけになっても、空中分解を引き起こす原因になっても、自分は驚かない。

横浜ファン歴30年、なんとなく今シーズンを予期していたからか、特段何とも思わない。

ドラ1の竹田を始め、未来につながるような選手の活躍、そして筒香の復活はよかった。

厳しさという点ではあの横浜にもしみついてきたと感じるが、それは暗黒時代からの比較をすればの話。

他のチームと比較すればそりゃ足りないのだろう。

横浜は選手もフロントもまだまだ経験が足りない。

ドラフトの穴はようやく埋まったが、まだまだ層が薄い。

実は横浜というのはこれからのチーム。

安定した強さをつけるにはあと5年かかるかもしれない。

これもまた特別な訓練として耐え忍びながら、日々の喜びを見出すのがいいだろう。


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