違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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なぜPerfumeは「コールドスリープ(活動休止)」をするのか…たどり着いた結論


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Perfumeのコールドスリープ、あえて活動休止と表現するが、妥当な判断だったと言える。

理由はライフステージの変化である。

いわゆる「37の代」であるPerfumeにとって、結婚や出産といったライフステージはおそらく経験するであろうジャンル。

高齢出産の領域に入り、育児やら何やらを考えると、まさに今がベストタイミングだった。

そもそも妊娠・出産・育児に突入すれば、1年単位で活動をセーブしなくてはならないし、仮に復帰するにしてもあのパフォーマンスに戻すのは至難の業。

場合によっては2年・3年、それ以上かかっても不思議ではない。

となると、活動を続ける中でその道に踏み込めるかといえばかなり厳しい。

3人そろってPerfumeというイメージがついている以上、誰かが欠けるのは厳しく、代演は考えにくい。

となったら、活動休止の判断は妥当である。

 

今回活動休止はスタッフ側からの提案だったということが、衝撃的な話題として取りざたされている。

本人たちは至ってやる気なのに…という解釈もできるが、1人1人の人生を真剣に考えて慮った時に、活動休止の提案を行ったのは当然だ。

Perfumeが「もう勘弁してください」と言うときは、本当に勘弁してほしい時であり、ズタボロになっている可能性が高い。

そうなる前に手を打ち、一旦仕切り直しを促すのは英断であり、敬意を表する行動である。

それ以外の意図もあったのかもしれないが、結果的には本人たちにとってベストな状況になった。

ファンからすれば「これからどうやって…」という気持ちになりかねないが、定期的にライブ映像を流しながらみんなで集まって盛り上がれる環境があれば、数年はごまかせる。

かれこれ25年、大っぴらに恋愛もできず、髪型も髪色も大きくは変えず、体型もずっと維持してきたわけで、サラリーマン・OLにおける有給休暇はかなりたまっている。

実際の有給休暇は一定期間で消滅するが、Perfumeの有給休暇は数年間あってもおかしくないくらい、とにかく走り続けた。

 

ただ活動休止に入ることで、本当に戻ってこれるか、個人的には微妙だと思っている。

何で信じてあげないの?!と疑う人が多いだろうが、人間は休むことで色んな考えが巡り、3人のうち1人でも考えに変化が生じれば、厳しいように思う。

全員が全員、同じ意思を持ち続けるのは奇跡だ。

もちろんPerfumeならあり得る話で、無論驚かないのだが、コールドスリープのまま終えてしまったとしても自分は受け入れたいと思う。

3人の女性グループが、ここまで走り続けたこと自体が奇跡。

それぞれが結婚・出産を経験し、コールドスリープから明けて休止前のパフォーマンスができたら、奇跡も奇跡。

それを奇跡と強く実感するには、コールドスリープのまま終える可能性を正しく認識しなければならない。

奇跡の目撃者の一員として休養明け最初のライブに行く、これが今の目標である。


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