違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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宮崎北斗の引退で色々感じたこと


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記事にはならないけれどネット上で話題になっていることを書くと、時折びっくりするぐらいページビュー数が増えることがある。

宮崎北斗の引退もその1つで、この前の24時間テレビレベルのビュー数があった。

西村知美のマラソンはあまりにもネタでこすられているが、宮崎北斗が一時期炎上した件は知る人ぞ知るというネタだったと思う。

元々やっていた事業に専念するそうで、頑張っていただきたいとしか言いようがない。

 

セラフィックロンプのイメージしかないので、そのことを書くと、宮崎北斗にお鉢が回ってきたのは当時減量だったから。

当時の500万下、現在で言うところの1勝クラスを勝ってから一定期間声がかからなかったのも減量恩恵が利用できないから。

そんな中、2008年の愛知杯、格上挑戦で挑み、51キロだったこともあり、宮崎北斗に依頼が回る。

ここで16番人気ながら1着、いわゆる一発回答というやつでお手馬にしてみせた。

とはいえ、愛知杯の勝利がフロック視され、結果も出なかったため、宮崎北斗は時折降ろされることもあった。

彼を救うのはやはりハンデ戦の牝馬限定重賞。

マーメイドステークス14番人気2着、一切信頼度が上がらない中で臨んだ府中牝馬ステークスも14番人気2着。

こうなったら宮崎北斗でいくしかない。

そして小倉開催の愛知杯で2年ぶりの勝利。

チャンスを与えられてきっちり活かせれば、流れはおのずと向いてくれる。

宮崎北斗の戦績を見ても、3年目には37勝とセラフィックロンプ効果が大きかった。

ただ若手騎手あるあるの部分でもあり、ここまでは順調でもここからコケてしまう騎手が山ほどいる。

そして1ケタの勝ち星にとどまり、乗り鞍も増えない。

得てして態度の問題なのだろうが、宮崎北斗の場合はどうだったのか。

今村聖奈のように栗東から美浦に切り替えたところ、依頼が増えて成績が回復したケースもある。

岩田康誠も一時期美浦に拠点を移したことがあり、現在でも美浦からの依頼が目立つ。

中谷雄太は美浦から栗東へ移り、矢作厩舎を中心に結果を残した。

奇しくも中谷雄太と宮崎北斗は同じ181勝で引退しているが、その印象は大きく異なる。

くすぶった時期もあった中、新天地で心を入れ替えて晩年にキャリアハイを出せた人もいれば、そうでない人もいる。

宮崎北斗の場合は、心を入れ替えて臨めたのが今の事業なのだとしたら、それはそれでいいことなのではないだろうか。

色んなくすぶっている騎手がいるが、何かのきっかけで復活を果たす人もいる。

そうした目線で騎手を見てみると、案外面白いものだ。


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