違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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佐々木朗希に学ぶスターとして勝つべきタイミングの重要性


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スーパースターの条件として、絶対に勝たないといけない時に勝ってどうでもいいところで負けるというのがある。

同じ1勝同じ1敗でも、レギュラーシーズンの消化試合かポストシーズンの大一番かでは全く異なる。

どれだけレギュラーシーズンでいい結果を出しても、ポストシーズンでさっぱりだったら、印象としては後者が色濃く残る。

結局勝負事は、最後に勝つものが勝者である。

リーグ優勝にも価値はあるが、結局日本一にならないと意味がない。

特にアメリカはワールドシリーズ制覇が大目標であり、レギュラーシーズンはあくまでも通過点。

本当のスターはポストシーズンで輝く。

そういう意味では鈴木誠也も吉田正尚も見事である。

もちろん大谷翔平も山本由伸も立派。

何より佐々木朗希の復活は見事も見事で、佐々木朗希も立派なスターの1人だと実感した。

 

佐々木朗希は先発でピリッとせず、もう見たくないという人もいたはず。

メジャーのレベルにないとか、あいつはわがままなど、言われたい放題だった。

実際に本調子ではなく、時間がかかりそうな印象は受けた。

それがどういうわけか、ポストシーズンに向けて調子が戻り、日本にいた時のようなパワーが見られるようになった。

佐々木朗希にとってもう1つ奇跡的だったのは、壊滅的な中継ぎ陣の成績である。

横浜の暗黒時代かそれよりも酷い勢いで中継ぎ陣が自滅していった。

ポストシーズンに入っても同じで、ストライクが全然入らない。

とても地区優勝をしたとは思えないような惨劇がほぼ毎試合見られる。

そんな中で、佐々木朗希がピシャリと抑えていく。

たった数試合の登板で、佐々木朗希に対する評価はガラッと変わった。

それくらい中継ぎ陣が酷いのもあるが、100マイル以上の速球がズバズバと決まり、三振を奪っていく姿が爽快なのだ。

佐々木朗希は間違いなくスターである。

 

日本でもポストシーズンが始まり、横浜は2位通過でクライマックスシリーズファーストシリーズのホーム開催権をゲットした。

過去2回いずれも阪神に負けていて、今度は巨人。

実力は拮抗しているし、なにせ巨人は昨年の悔しさがこれでもかとある。

通過するかせめて3試合やるような状況になれば、それでいいんじゃないかと思っている。

阪神相手に通過できるとは考えにくい。

一方で阪神には石井大智がいる。

53イニングで自責点はたった1点、すごい投手である。

ただポストシーズンで継続できるかはわからず、仮にポストシーズンで打たれて負けたら流れはガラッと変わるだろう。

それくらいレギュラーシーズンとポストシーズンは似て非なるものだ。

阪神に勝つなら石井大智を打ち崩す、これが最低条件である。

打ち崩してもその後の攻撃でひっくり返されたら、九分九厘走られてしまう。

本当はレギュラーシーズン終盤前に調子を落としてポストシーズン直前までに復調するのがちょうどいい。

ポストシーズンは残酷だが面白い。


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