違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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3歳ダート三冠路線はなぜ大井競馬場だけで成立させようとするのか


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2歳からダート路線を整備するべきだと個人的に強く思っている。

フォーエバーヤングのようにアメリカでも活躍する馬がいるわけで、こういう馬を日本からどんどん出さないといけない。

そのためには、「ダート路線は金になる」というのを多くの馬主が気づき、ダートに力を入れるようになるのが大切だ。

そういう点では3歳ダート三冠路線は絶対に整備しなければならないものである。

 

問題は、ダート三冠路線が本当に今のままでいいのかという点。

現状は羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートクラシックがダート三冠となっている。

少し前までは羽田盃・東京ダービーが南関東の馬のみ、ジャパンダートクラシックの前身ジャパンダートダービーだけ交流重賞だった。

それがすべて交流重賞となり、現状では中央馬の独壇場である。

しかし、三冠路線すべて同じ競馬場というのは、本当に意味があるのかと疑問を持つ人がいるのも理解する。

世界的に見てもアメリカのダート三冠、イギリスのクラシック三冠、いずれも別々の競馬場で行い、これは日本のクラシックにも当てはまる。

中山の改修工事や震災などイレギュラーなことがあって皐月賞もダービーも東京競馬場というケースはあるが、基本はバラバラ。

東京ダービーとジャパンダートクラシックに至っては時期こそ違えど、距離は全く同じである。

もちろん頭数の問題があり、16頭で走れるというのは重要と言える。

だったら、門別や盛岡でもいいわけである。

もしくは中央でダート三冠路線の1つをやるのがいいように思う。

ジャパンダートクラシックを京都競馬場でやるのも手だ。

砂厚という点では大井と中央は同じだし、右回りという点も変わらない。

左回りの盛岡、右回りの大井、そして京都。

これならバランスはとれるし、出走頭数も気にしなくていい。

せっかく整備するのであれば意味のあるものにしなければならない。

 

一方で、このダート三冠路線はこれまでの南関東の三冠路線を下敷きにしている。

だから大井ではなく、船橋や浦和、川崎で…という意見もわかる。

羽田盃を船橋に移し、1800メートルでやる手もある。

結局ダート三冠路線をどういうものにしたいかというのがポイント。

フォーエバーヤングみたいな馬を生み出したいのか、地方から中央、地方から世界を現実的なものにさせたいのか。

何を思い描くかによって、理想的なダート三冠路線は大きく変わる。

現状では大井競馬場だけが儲かるような感じになっていて、理想からかけ離れた印象を受ける。


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