違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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なぜモー娘北川莉央のテレ東女子アナ転身が問題なのか


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モーニング娘。'25の北川莉央が年内で卒業し、テレビ東京のアナウンサーに転身するという報道があった。

アイドルからアナウンサーへというのは今に始まったことではない。

何なら北川莉央の大先輩である紺野あさ美も全く同じルートでテレビ東京に入った。

だから、この話を聞いた時、そんなに気にも留めなかったのだが、どうやらそんな単純な話ではなさそうだった。

 

そもそも北川莉央は活動休止中である。

今年1月に男性と仲良く東京ディズニーシーにいる様子が流出した。

ハロプロにおいて恋愛は重罪であり、別れるか辞めるかどちらかを選ばされる。

それ自体どうなのかと強く疑問に思うが、このあたりが女性に推されやすいアイドルグループになり得たポイントなのだろう。

それはさておき、恋愛関係を否定することで何とかしのげたが、問題は続く。

今度は北川莉央の裏アカウントが発覚した。

メンバーを盗撮した上で暴言を吐いていくという、他のグループでも確実に問題になる行為をやらかしてしまう。

裏アカウントでの振る舞いは本人も事実を認めた。

本来なら脱退でもおかしくなかった中、活動休止に収まり今に至った。

テレ東への転身報道直前に、北川莉央が年内で卒業し、個別イベントの開催が明らかとなった。

これが一番問題視されている部分だとさまざまな議論を見る中で感じた。

 

ハロプロは卒業と脱退が異なって扱われている。

その差は卒業に関するイベントをやるかやらないかの差だ。

また卒業と脱退を分けるのは円満退社かトラブルでの退社かというのもある。

過去のハロプロ系のスキャンダルを見ると、裏アカウントで悪口を書いてバレたケース、第三者に情報を漏らしたケース、彼氏との写真が流出したケースなどさまざま。

北川莉央のケースは脱退でも何ら不思議ではないからこそ、なぜ卒業の扱いで、しかも個別イベントを行うのかとファンが疑問に思うのも仕方ない。

少し調べれば北川莉央が何をやらかしたかなんてすぐにわかってしまう。

 

テレ東に限らず、テレビ局のアナウンサーの内定が伝えられるのは、だいたい大学3年の終わりごろとされる。

紺野あさ美も大学3年の12月に内々定が出たと報じられていた。

北川莉央は来年春に入社する予定なので、例の流出事案の時には既にテレ東から内定が出ていた可能性がある。

仮にそうだった場合、テレ東からすればたまったものではない。

過去にテレ東の女子アナ2人が局内で話していたことが音声で流出する事案があった。

のちに2人とも退職し、現在片方は人気を集めるが、図らずも流出した音声の内容に近い動きを見せている。

かといって、先ほどの件で内定取り消し、そんなことになれば、30年近く築いてきた関係性が一瞬で崩れる。

それどころか、北川莉央が致命的な状態になりかねない。

だからこそ、ハレーション覚悟で、オタクたちに「泣いてくれ、吞み込んでくれ」と言わんばかりの勝負に出たのかもしれない。

今回の件でハロプロとは縁を切るというオタクはさほどいないだろう。

なぜなら大なり小なり、えっ?と思わせる事案がいくつもあったが、その事案をきっかけに足を洗うオタクがどれほどいたかというと、意外と少ない。

あるとすれば、オタク同士の人間関係のもつれによる離反である。

なぜそう言い切れるかといえば、私の知り合いに熱狂的なハロオタがいるからだ。

1人を激推しするタイプで、その子の仲良しのメンバーにもついでにいくような感じ。

その人はハロプロという組織に対して是々非々なので、この手の議論も普通に行える。

盲目になりがちな人が多い中で貴重な存在だ。

 

ハロオタにも色んな人がいることを散々聞かされた。

盲目になり過ぎて周りとトラブルを起こす人もいれば、出会い目的の人もいる。

だからメンバーの不祥事などがあると、瞬間的に治安が悪くなる。

まさに今がその状態で、意見の衝突も激しく、それがきっかけで現場を離れる人もいるらしい。

ただ内心はメンバーやグループのことが好きなんだけど、現場には行けなくなるそうだ。

熱狂的で濃厚に応援するオタクばかりだからこそ、結束が乱れた時が大変なのだ。

 

北川莉央がテレ東の女子アナになることは別にいいとは思う。

ただ、入社したとしてその扱いは紺野あさ美と同じかそれ以下になる可能性がある。

踊ってみた動画を撮らされまくるのかもしれないし、森香澄みたいな売り方をするのかもしれない。

ただ当時は独自色のある方向性だったので、今同じことをやれば二番煎じである。

下手なことにはならないだろうが、どこまで存在感を出せるかは微妙。

ワールドビジネスサテライトのキャスターを真剣に狙いに行くならそれなりに時間がかかるだろう。

とはいえ、やらかしさえなければ、世間はそんな事実を忘れるし、今だってそんなに認知されているかといえばされていない。

真っ当に女子アナの仕事に邁進していれば、おそらくノーダメージではないだろうか。

年内に行われるイベントをいかに無事に乗り切れるか、すべてはそこにかかっている。


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