違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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aiko洗脳証言から読み解く「依存と搾取の構図」|貴乃花・ToshI事例に共通する、苦しい時期の「救い」が招く悲劇


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aikoと今回特別背任の罪に問われた千葉篤史被告は、デビュー時からの関係性であり、色々とアドバイスをもらって活動を続けてきた間柄である。

千葉篤史被告はポニーキャニオンで出世街道まっしぐらだったが、aikoの個人事務所を取り仕切っていたことが背景となり、取締役就任直前で諭旨退職となる。

それが2019年の話だ。

今回の容疑は2016年~2019年の時であり、時期的には合致している。

ちなみに、被告は起訴内容を否認し無罪を主張しているため、これ以上は様子を見るしかないが、aikoが出廷し「洗脳されていた」と証言して怒りを示している。

「つい立てで遮へいされた環境での証言」は、精神的な圧迫などの影響を考慮してのことであり、かなり近しい距離の人間に裏切られた以上、そうなるのは無理もない。

過去の芸能界「洗脳騒動」の共通項

洗脳と聞くと、自分は貴乃花を思い出す。

1998年の若乃花横綱昇進直後に起きた貴乃花の洗脳騒動だ。

当時はワイドショーのネタとなり、2005年のインタビューでは、貴乃花は自分の母親と兄による捏造と語っている。

同時期に深刻な形で報道されたのがToshIの洗脳騒動である。

こちらはより深刻で、家族との不和や仕事でうまくいかない状況などがあって、転がり落ちるように洗脳されていった。

このあたりの話はToshIの著書を読むことをおすすめするが、よくぞ洗脳が解けるような気付きができたなぁと驚嘆する。

元オセロの中島知子の洗脳騒動も報道されたが、後に報道は虚偽だったと主張し、裁判で勝訴もしくは有利な条件で和解になったことを明らかにしている。

今回調べると、とにかく様々な芸能人が洗脳騒動を起こし、第三者に搾り取られているケースが色々と出てくる。

「藁をもすがる思い」が依存を生む構図

aikoの件はまだ事件としての決着がついていないので何とも言い難いが、貴乃花やToshIとの共通点が垣間見える。

家族との関係性や第三者に依存するような関係だったことなどだ。

貴乃花にはなかったが、金銭的なトラブルも起きており、信頼していた第三者に貢ぐような形で、あくせく動いていたような形になっていた。

aikoの件も、他の芸能人が起こしてきた騒動と共通点が多い。

裁判で「洗脳」という言葉が出たことで、今後報道が色々となされるだろう。

ただ藁をもすがる思いで、苦しい時期に救ってくれた存在が、結果として洗脳につながっていくという構図が、色んなケースで垣間見えることは明らかである。

「苦しい時期になんで救ってくれなかったの?!」というモヤモヤが当人たちの中にあり、その矛先は家族やパートナーなどに向けられている。

周囲の人たちは正しく対応できるのだろうか。

もしも「知らんがな!」で突き放せば、非常に恐ろしい未来が待っているだろう。

これは誰にでも起こりうる話であり、誰しもが洗脳されて馬車馬のように働かされ、洗脳が解けた頃には焼け野原になっていたということが起こり得る。

第三者を妄信することは本当に危険なことだ。

しかし、ファンビジネスが盛んな今、大なり小なり、色々な光景が垣間見える。

人間は何かしらに依存する。

家庭環境など強い依存をせざるを得ない環境を何とかしないといけないだろう。

そのことを忘れ、「ギャンブルが悪い」「酒が悪い」とやっているうちは、何も解決しない。

洗脳騒動も同じである。

メカニズムがおおよそ明らかになりそうなだけに、いくらでも対策は立てられそう。

なのに、あと一歩が出てこない状況。いやはや不思議である。

あと、aikoが今後も活躍し続けることを願いたい。


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