違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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アスリートや芸能人の政治的発言:利益なきリスクと覚悟の是非


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最近、芸能人や有名人、アスリートなどが政治的なツイートをするようになった。

最初に意見を述べると、好きにツイートをすればいいし、意見を出せばいいという立場である。

ただ何の得があって政治的な発言を行うのか、理解に苦しむことが多い。

政治的発言が生む分断とアスリートのリスク

誰とは言わないが、ある女性ボートレーサーが野党の有力者に対して直接リプライしていた。

名前などを隠したら、最近よく見かける右傾化した人にも見えるが、ボート好きなら誰もが知る女子レーサーである。

内容自体は、まあそう言いたくなるのもわからんではないという感じだが、彼女に何の得があるのかと考えてしまうのだ。

昨今のSNSはイデオロギーで分断されるというか、互いの異なる意見を許容できず、耳も傾けられない状況となっている。

今はさほど話題になっていないが、いずれバレた時、異なる意見を持つ人たちが彼女の元を訪れるだろう。

訪れるだけならまだいいが、ボートレースがどうこうと変な運動が巻き起こる可能性も否定できない。

ファン同士で意見が異なる人もいるわけで、ファン同士で揉める可能性も出てくるのだ。

プラス面があるとすれば、同じ意見の人に熱烈な支持を受け続けることだが、活動家にとってはプラスかもしれない。

ただアスリートとして、それほどプラスなのだろうか。

意見を持つことは何の問題もないし、むしろ立派なことだが、心の中でもって粛々と行動した方がデメリットは少ない。

お前は意見を言うなとは一切思わないが、異なる意見を許容し、折り合いを付けられる人でないとデメリットしかない行為だと思う。

公の発言が本業を苦しめる要因

芸能人が無邪気に自分の意見を述べるのも、あまり賢い判断とは言えない。

まず異なる意見を持つ人に敵視されて、支持を得られなくなる。

何かやらかした時に親の仇のごとく叩かれてしまう。

色がついていることを、スポンサーなどに嫌われるなどの不利益も生じかねない。

大事なのは、政治的な発言をしてさまざまな不利益を被っても甘んじて受け入れられるかどうかである。

受け入れられないなら今すぐ表立って意見を言うのを辞めた方がいい。

覚悟の上と腹をくくるのであれば、どんどん表で言うべきだろう。

政治的な発言をしてバズるのが仕事になっている芸能人ならいいと思うが、それが本業ではない人にとっては、本業を苦しめる要因になりかねない。

それが原因で不利益を被って、仕方がないと割り切れる人は少ないのではないだろうか。

後先を考えるのであれば、何も言わずに裏で粛々と行動を起こす方が賢い。

最近、某宗教団体が運営するYouTubeチャンネルに芸能人が堂々と出ていてひっくり返ったが、そこまでいけば逆に面白い。

言う以上は徹底して言うべきだろう。

少しでも不利益を心配するなら絶対言わない方がいい。

今の政治状況はカオスになりつつあり、どちら側にとってもスカッとした気持ちになりにくい。

酒を飲みながらつぶやこうものなら大惨事になりかねないのだ。

麻雀プロの沢崎誠ですら、ちょっとした騒ぎになったわけで、これが芸能人やらアスリートやらとなったらその比ではないだろう。

どんな意見を持つのはかまわないし、自分は尊重する。

余計なお世話かもしれないが、心配してしまうのだ。


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