違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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【情報社会の病巣】スパチャ、インプレゾンビ、そしてマスコミの「バグ利用」|「楽して稼ぐ」構造と、報道の品格


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つばさの党に限らず、YouTubeのスーパーチャット(スパチャ)などを通じて資金を得ようとするケースは多い。

時折YouTubeの配信を見ていると、数万円の「赤スパチャ」が飛んでくる。

芸能人などの配信を見ると、こうした「赤スパチャ」にドン引きしていることが目立つが、インプレゾンビなどは、おそらくこうしたスパチャにドン引きはしないだろう。

熱狂的な支持者が赤スパチャやそれに準じるお金を投げてくれれば、それでいい。

だから、真実なんて二の次三の次、ウケのいいことばかりを言っていれば問題はないわけだ。

実現なんかしなくたっていいわけで、「俺らが思ってくれることを言ってくれた!」というだけで推せるのである。

ダービーでダノンエアズロックが本命であれば、必死に同じ本命の有識者を探し、「さすが!分かっている!」と安堵する。

馬券予想と同じく、自己肯定と安堵のために情報と金が動いている。

パチプロもバグのおかげで攻略でき、メシが食えたわけだが、選挙のバグを活かしてメシを食う。

バグを見出して稼ぐこと自体は、致し方ないことではないだろうか。

もちろん肯定しているわけではなく、バグを活用して稼げるのなら率先してやる人がいてもおかしくはないという話である。

世の中には色んなバグがあって、それを見つけた人が一人勝ちするようになっている。

インプレゾンビと「狡猾なタイトル」のマスコミ

個人的に思うのは、マスコミもある種インプレゾンビのようになっている。

さまざまな手法を使って視聴率を稼いだり、ページビュー数を確保したり。

ヤフーニュースを見れば、まとめサイトのことを言えないような長ったらしいタイトルがわんさかある。

あと、インタビュー系のタイトルは、たいてい誰かに怒られた時のセリフがついている。

人が怒られている話はそんなにヒキが強いものなのだろうか。

そんなんでスカッとするのであれば随分単純だと思うし、共感したいなら変わった性癖だなぁと思う。

インプレゾンビはいかに自分の投稿を見てくれるかを考えている。

リツイートの多い投稿やフォロワー数の多い投稿にぶら下がることもしばしば。

最近だと1秒の動画にして、何回も表示させるやり口もあるのだとか。

インプレゾンビもまたTwitterのバグを積極的に利用しているに過ぎない。

マスコミのタイトルの付け方が年々狡猾になっているのは事実だ。

産経新聞が一時期過激なタイトルをつけまくってヤフーニュースのアクセスランキングで上位を席巻していたことがあり、これに倣って、さまざまなマスコミが同じようなことをし始めた。

今度は人気女優、人気俳優など固有名詞を出さなくなった。

「お前の知名度は大したことねぇんだよバーカ」という蔑んだ気持ちがなければ、固有名詞を出さずに記事を出すなんてバカなことはしないだろう。

そもそもページビュー稼ぎでタイトルに固有名詞を出さないようにすることは、報道の範疇なのだろうか。

インプレゾンビと何が違うのか、個人的には疑問である。

そもそも視聴率がいいネタばかりをワイドショーで取り上げるのだから、そりゃ不満を抱く人もいるだろう。

でも、自分の看板を傷つけてまで金を稼がないと経営が持たないのだろうか。

楽して稼ごうとするのは同じなので、インプレゾンビどうこうを批判できるのだろうか。


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