違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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【横並び意識と依存ガチャ】太田光出演の番組休止に見るリスク回避の潮流と、「依存先」が抱える社会の闇


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hochi.news

「ぎりぎりをせめるので続くだけやります法律お笑い」というミニ番組が放送休止になった。

以前は月9の直後に放送される5分程度の番組だが、この枠を太田光代社長が購入し、スポンサーをつけて運用していたという。

フジテレビ騒動を巡るスポンサー離れもあり、「だったら今はやめておこうか」という流れでの休止のようだ。

いわばフジテレビ騒動の煽りを受けた形であり、ストックは10本以上あるという。

爆笑問題カーボーイで語られた話は納得のいくもので、無理筋とは一切感じなかった。

とはいえ、オンカジを巡る騒ぎで芸人の番組が飛びまくり、笑福亭鶴瓶を巡るスシローの対応など、荒れている状況だ。

もしかして太田光も…?とセンシティブになるのは仕方ないといえば仕方ない。

個人的には、リスク回避の動きが強くありませんか?と冷笑したくもなるが、横並び意識がもはや美徳にも思える状況にあっては、やむを得ないのだろう。

太田光とオンカジの意外なハードル

令和ロマンのくるまは気分が落ち込んだ時期にオンカジに手を出したとされている。

太田光は、落ち込んだ時は自死に関する書き込みができるサイトを見ていたと語っていた時期があるが、オンカジに関してはやらなさそうであり、そういう環境ではないと思う。

バカ高いお香を買って奥さんに激怒される話を聞く分には、オンカジなんか手の出しようがないのではないだろうか。

オンカジに関して、誰でも簡単にできるイメージがあるが、色々調べてみると、結構面倒に見えた。

現金ですら色々面倒そうであり、仮想通貨もまず購入しないといけない。

個人的には仮想通貨の購入すら、ごちゃごちゃしていてやる気にならない。

決済代行業者を間に挟む必要があるなど、始めるまでが想像以上に面倒だと感じた。

既に仮想通貨を保有していた人からすれば、確かに始めるハードルは低いのかもしれないが、そもそも太田光がそういうものに手を出すイメージが湧かない。

親ガチャならぬ「依存ガチャ」という構造

親ガチャと言う言葉があるが、結局依存ガチャのヒキ次第だと思う。

ペットが好きな人であれば、ペットに依存する。

若い女性の一人暮らしでペットを飼うのはペットに依存しているからだ。

「ギャンブルや酒と一緒にしないでよ!」と反論されるし、その意見に賛同が集まるだろう。

でも、依存とは、なくなると困るものだから、依存という点では同じである。

依存とは、なくなると困るものであり、依存先がホストなのか、キャバクラ嬢なのか、はたまた姪っ子なのか、甥っ子なのか。

依存先が、良いものか悪いものか、それだけのことである。

この手の話で依存というものを深く考えて話をするケースに巡り合ったことがない。

だから、ギャンブルを排除すればいいとか、ホスト・キャバクラを制限すればいいとか、そんな話になりやすい。

では、それらに依存した人が排除された先には何が待っているだろうか。

こうした依存をする人は、依存ガチャだと常によからぬものを引きやすくなり、別のよからぬものへ依存させてしまうのではないだろうか。

仕事に依存する人は、仕事がなくなれば腑抜けになってしまう。

定年を迎えて家で何もすることがなくなったお父さんなんかまさにそうだろう。

依存しているから頑張れることも多い。

排除したり、改めさせたりすることは大切だ。

「でも、その先のことは自分で考えてね!」では、何の意味もない。

依存は本人の努力で覆しようがないものがある。

依存とはどういうものなのか、一人一人が真剣に向かい合うべきであり、その着眼点から目をそらし続ければ、事態は大して変わらないだろう。


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