違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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「麻雀やめた方がいい」から「覚えたての人?」まで。連盟重鎮の暴言を「エンタメ」として扱う炎上商法の可否


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Abemaプレミアムに入っていると、主要5団体のリーグ戦等見られるのだが、先日連盟の鳳凰位決定戦を見た。

白鳥翔の連覇に終わったものの、全員に優勝の可能性を感じさせる展開だった。

HIRO柴田の時折の爆発力を見る限り、アジャストさえできればMリーグで無双しそうな印象を受ける。

阿久津翔太も同様で、麻雀に熱心な姿勢を見る限り、来年はしっかりと合わせられそうな気がする。

と、ポジティブな印象を持った一方、この日の解説を聞いていると、快・不快とは異なる感情を抱いた。

連盟の会長である森山茂和が終始辛口なのか、容赦がないのか、思ったことをズバズバ言っていく。

イメージとしては、「相撲部屋で怖い顔をして弟子の稽古を見守る親方」である。

気の抜けた弟子に対して竹刀で叩き、𠮟りつけるような感じだ。

本人が聞いていればいいが、もちろん聞こえるはずもなく、それを聞くのは多くの視聴者である。

森山茂和は過去に最強戦において浅井裕介に対して、麻雀をやめた方がいいと解説者として発言し、問題となったことがある。

文字起こしで見ると、この前の鳳凰位決定戦を見たばかりだからか、「こんな口調で言ってたなぁ」と脳内再生できる。

のちに最高位戦から質問状が届き、森山茂和は謝罪を余儀なくされた。

浅井裕介自身は色んな感情があった中で大人の対応を見せ、2025年の最強戦で森山茂和と対戦した際、アトミックリーチを行って話題を作った。

擁護ではないが、裏表のない人であり、愛情はあるのだろう。

ああいう人、昔はよくいたなぁという感じである。

その系譜なのか、沢崎誠も色々と容赦がない。

近代麻雀のサイト「キンマweb」でMリーグの観戦記を始めたが、とにかく辛辣である。

辛辣でも正論ならいいのだが、流れどうこうでモノを語るのはなかなかアグレッシブである。

技術的な指摘も、筋が通っているかというと、他の人の反応を見る限り少々微妙。

先日は伊達朱里紗に対して、「麻雀覚えたての人?」ということを書いている。

ものすごく恐ろしい話で、アンチ伊達朱里紗にエサを与えるような発言であり、しかも絶対に正しいとも言い切れない。

これをエンタメとして擁護するのであれば、サンデーモーニングのご意見番のコーナーを連盟公式チャンネルでやればいいと思う。

森山茂和と沢崎誠にご意見番になってもらって、連盟の対局やイベントを振り返ってもらい、めちゃくちゃ言ってもらった方が面白いだろう。

一連の解説や観戦記をエンタメとして擁護できる人は、きっとご意見番のコーナーも楽しめるはずだし、再生回数も回るだろう。

連盟には関口宏的な人も唐橋ユミ的な人もいるはずである。

100%炎上するが、話題作りに炎上商法は欠かせないと思うのならできないことではない。

それを最強戦のチャンネルでやれば、オフシーズンの最強戦の話題が作られることだろう。

すべては、一連の解説や観戦記を容認できるかどうか。

連盟の風土的には、やっても許されそうな気がしないでもない。

誹謗中傷などの副産物は必ず生まれるので、どこまで許容し、万が一の時に覚悟をとれるか。

しかし、そんな構想は10年も20年も前からしていたはずである。

やれば多くの人が観るだろうに。

何度も書くが、一連の解説や観戦記を容認できるかどうかだ。


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