違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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浦和競馬場にいたあの予想屋について振り返る


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地方競馬にあって中央競馬にないものといえば予想屋である。

近年金を出して予想を買うって…とnoteやXでの予想の有料販売に苦言を呈する人が多いが、予想屋はその手の類とは異なる。

1日通しての予想を購入することもあるが、どちらかといえば答え合わせのようなものだ。

自分はこれを買いたいけどなと思いつつ、予想屋の話を聞き、まぁそうなるよねとか、これでいいんだよねとか、その手のことを思いながら馬券を買う。

 

予想屋も三者三様で、面白い人もいればマジメな人もいる。

自分は浦和競馬場に一時期頻繁に足を運んだが、コロナ禍前まで人気だったのは田倉の予想か夢追人である。

コロナ禍前としたのは、その時期まで頻繁に通い、それ以降年に1回行くかどうかの頻度になったからだ。

田倉の予想は現場での場立ちこそ退いたが、現在でも予想販売や重賞での場立ち的な解説などを行っていて、腕自体は全然鈍っていない。

地方競馬に対する考え方は田倉の予想のほか、その近くにいる知り合いだった人に叩きこまれたと言っていい。

中央と地方は似て非なる物、ヤリ・ヤラズなど、ここで知ったことが多い。

 

個人的に一番印象に残っているのがシムラである。

大穴を売りにする割に買い目の中に人気の目を入れているなど、ツッコミどころ満載な予想屋だ。

競馬は60年前から変わらないとかれこそ10年近く聞き続け、60年からカウントをとめている様子もシムラらしい。

シムラの予想を買う人はほとんどいないが、なのに小屋の前には人がチラホラ。

田倉の予想の隣に小屋があるのも大きかったが、一番は競馬新聞を貼り付けていたからだ。

おじさんたちはみんな競馬新聞を見ていた。

シムラと目線なんか合うはずもなく、みんな競馬新聞に目が行く。

そしてシムラは、競馬は60年前から変わらないとか大穴専門とか言うばかり。

 

そんなシムラだが、浦和で開催されるJBCの頃にはあまり顔を出さなくなった。

2010年ですらそこそこの年齢だったので、引退したのだろうと思っていた。

そんなシムラが浦和開催のJBCの日にいたのである。

しかも南浦和駅の路上で、予想を売っていた。

確かまだ小屋はあったと思ったが、なぜかシムラは路上販売を行っていた。

自分はシムラだとわかるが、他の人からしたらそこらへんのジジイが予想を販売しているようにしかみえない。

なんでここにいるの?と思いつつ、バスに乗り込んだ。

それがシムラを見た最後の日である。

ヤフー知恵袋ではシムラは亡くなったとされるが、実際のところはよくわかっていない。

と、ここまで書いていたのだが…

aroaukun.hatenablog.com

同じようなことを書いていた。

時間を返してほしい。


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