違和感の解剖図:勝負事とエンタメの不都合な真実

競馬、ボート、Mリーグからテレビ批評まで。世間に漂う「建前」を剥ぎ取り、その裏に潜む違和感の正体をロジカルに解剖する。単なる感想を超えた、不都合な真実の記録。


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【島田紳助復帰論】地上波はほぼゼロ、ネット配信は「大いにある」理由|ダウンタウンチャンネルと巨額ビジネスチャンスの誘惑


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とても69歳とは思えない若々しさがある。

ちょくちょく誰かのYouTubeに出て、軽快にトークをする様子を見せていて、その都度、待望論が出てくる。

行列のできる法律相談所が最終回を迎えた際、ほんの一部だが、過去に放送された島田紳助の出演シーンが流され、話題を集めている。

島田紳助の芸能界復帰に関する期待度は今でも高い。

今後芸能界に電撃復帰する可能性を考えたいところだが、総合的に見てその可能性は、地上波に関してはほぼゼロだが、ネットは十分にあると思っている。

地上波復帰がゼロに近い二つの理由

本人が戻る気がサラサラない

一番は、そもそも本人が芸能界に戻る気がサラサラないように思うことだ。

現役時代から財テクに興味を持ち、さまざまな事業を展開してきた。

自らプロデュースしたり、裏方に回ったりした事業に関しては、あまり失敗の話を聞かないため、たぶん事業はうまくいっているのだろう。

山田勝己よろしく、「俺には芸能界しかない」わけではない。

復帰すれば、何を言われるかわかったものではなく、相当な心労もあるはずだ。

計算に計算を重ね、その中で動く島田紳助にとって、芸能界はコスパが悪いように感じているのではないだろうか。

コンプライアンスのリスク

島田紳助の引退理由は、黒い交際があったと本人が認めたことだ。

復帰すれば、当然このことが指摘されるわけで、コンプラどうこうとやかく言われる時代において、そのリスクはなかなか背負えない。

2004年に女性マネージャーを暴行して略式起訴になった件も含め、今度ばかりは許されないと島田紳助があの当時思ったのであれば、時代が読めている人なんだろうと思う。

ついつい粘りたいところだが、一切粘らず、スパッと辞めた。

そういう人が、コンプライアンスリスクの高い地上波に復帰するとは思えない。

ネット復帰を可能にする「ダウンタウンチャンネル」というビジネス

なぜネットでの復帰の可能性があるとしたか、それは「ダウンタウンチャンネル」の存在である。

いつになるか知らないが、ダウンタウンがネットで復活を果たす可能性は極めて高い。

ガキの使い含めて丸々ダウンタウンチャンネルに移動し、「絶対に笑ってはいけない」シリーズなどをやり始めたら、たとえ月額2000円でも3000円でも入る人は入る。

どれだけ不謹慎なことをやっても、「嫌なら見なきゃいい」の精神でいくらだって乗り切れるのがネットプラットフォームだ。

仮にダウンタウンチャンネルの企画の中で、真の漫才ナンバー1を決める大会をやるとなれば、義理人情に厚い島田紳助が審査委員長として登場する可能性は高い。

芸人としても松本人志・島田紳助からの評価を受けたいだろう。

その番組だけ単品販売した場合、5000円の値段設定でも見る人は見る。

例えば、M-1の歴代王者のみが参加できるチャンピオン大会をダウンタウンチャンネルの中でやり、真の王者を決めるとなれば、その盛り上がりは相当なものだ。

巨額のビジネスチャンスがそこにある以上、小銭しか持ってこれない地上波にわざわざ復帰するとは到底思えない。

よほど義理人情を理由にしない限りは。

仮にダウンタウンチャンネルの1本目に松本人志・浜田雅功・島田紳助の鼎談を流したら、話題独占ではないだろうか。

地上波に復帰しても話題は独占するが、そのリスクを今のメディアは負えない。

しかし、ダウンタウンチャンネルであれば、知ったこっちゃないとばかりに自由にやれる。

そうやってゾーニングをしていき、見たい人だけ見るという具合になっていけば、健全のように思う。

あくまでも可能性の話だが、島田紳助待望論が根強いことに関しては強く理解する。


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