競馬とボート、パチンコパチスロをダラダラやる男のブログ

競馬やボート、パチンコパチスロの話題を中心に、賭け方をよりスマートにしながら、試行錯誤を繰り広げているブログです。


スポンサーリンク

内P復活スペシャルで見せたさまぁ~ず三村のセクハラ批判を考える


スポンサーリンク

news.yahoo.co.jp

内村プロデュースの復活は、個人的には嬉しかった。

しかし、同時に思ったのは、2004年前後のコンプライアンスと2024年のコンプライアンスは天と地ほどの差があるので、そういう批判は出るだろうなぁと正直思っていた。

内Pを令和のコンプラ基準で作ったら、それはもう内Pではない。

作り手もそれは覚悟して臨んでいる。

さまぁ~ず三村の「セクハラ芸」も、当時を知る人は待ってました!と言わんばかり。

しかし、普通に考えれば、100マイルを遥かに上回る剛速球のセクハラであり、2024年の基準で見ればそりゃアウトである。

アウトのものをアウトだと言う人がつまらないとか、アウトにしちゃうのは野暮だ、テレビをつまらなくさせたと言うのも個人的には納得いかない。

そう思うのは、昔の番組を見る機会があり、2024年基準だと一発アウトどころか、国際問題どころの騒ぎではない演出も多く見受けられるからだろう。

言ってしまえば、昔は無法地帯であり、ゲリラ戦が至るところで行われていた。

ルール無用、何でもあり、当人が面白いと思ったものをとにかく「お見舞い」する感じがあった。

2004年あたりだと、まだその雰囲気が残っていたように思う。

今はルールも出来上がり、決められたフィールドの中でいかに面白いものを作れるかという、ある種安全な環境と言える。

これだけコア視聴率が重視される時代になり、還暦前後のおじさんが20・30の女性を捕まえて、セクハラをすればそりゃ咎められる。

 

このブログで何回も書くが、90年代後半に水曜午後8時台に、ヌードモデルは誰かを当てるクイズが放送されていた。

2024年にもしもそんな企画がやってたらどうだろうか。

スーパージョッキーもそうだったが、今思えば素人を装ったAV女優や風俗系の人だったのかもしれないけれど、生着替えをさせてギリギリを狙ってたわけである。

日曜午後1時台、今だったら超無敵クラス、JKたち中心の番組が放送されている時間帯。

いずれの番組も子供の時に見ていたが、スーパージョッキーではゲストがドン引きしていた記憶がある。

ヌードモデルを当てるクイズやら、おっぱいをコピー機に当ててコピーを撮らせてくれと頼んだらいくらでやらせてくれるかというクイズやら、ゴールデンタイムに流していいわけがない。

でも、それは2024年のコンプライアンス基準の話である。

90年代後半のコンプライアンスは残念ながらセーフだった。

今の時代にそんなことをしたら、エロ系のまとめサイトはアフィリエイト収入で蔵が立つ勢いだろう。

同時に、あいつはAV女優だというのが早々に広まって興ざめしていたかもしれない。

 

2008年にテレビ東京で、笑福亭鶴瓶が鶴瓶カレンダーを作るという番組があり、数十人の水着の女性の上を、笑福亭鶴瓶が腹ばいになって滑っていくという、低俗を極めた番組を放送していた。

その番組の話題は他だと一切聞かないが、申し訳ないけれど、爆笑した。

あの当時、主に無名のグラドルが水着姿でバラエティに出てくるのは普通だった。

不思議なもので、エロい!これはオカズに…とか一切思わないくらいに、バカバカしさがあった。

何事にも言える話だが、結局ネガティブなものを飛び越えるぐらいに、面白ければうやむやにできるわけだ。

ヌードモデルを当てるクイズなどは、いつの時代も不愉快なクイズだったと思う。

上記のクイズは、クイズ世界はSHOWbyショーバイの末期のクイズだが、初代司会者である逸見政孝の時代を知る人が見ると、一定の軽蔑はあったはずである。

自分は下ネタ大好きで、エロネタ大歓迎の人間だが、今見ても怒りがこみ上げる。

子供に見せたくないと親が思うのは当然だろう。

 

内Pに話を戻すと、ああいう下ネタの笑いは今の時代よほど突き抜けないとコスパが悪い。

昔はコスパの良い笑いだったが、今はとてもじゃないが、手を出せない。

さまぁ~ずは下ネタを言った後の切り返しがうまいので、ちゃんと笑いにはなる。

それでもコストを考えると、トントンぐらいじゃないだろうか。

最近は女芸人がグラビアに挑戦する機会が増えている。

今までであれば、お前をオカズに…みたいなことを言っても、どうにかこうにか笑いにはなってたかもしれない。

以前ドラマでそこそこの露出をしていたダウ90000の吉原怜那に対して、そんなことを言おうものなら、どえらい叩かれ方をされるだろう。

余談も余談だが、柔道の角田夏実も吉原怜那と同じ顔の系統なので、どちらも好みである。

自分はそういう目で見てしまっているという前提がありつつも、フラットに客観的に今の状況を見ていると言いたかっただけだ。

小学生の低学年とか中学年にヌードモデルは誰だみたいなクイズを見せるとこうなるぞという典型例である。

 

それはさておき、ドセクハラではもう笑いにはならない。

オダウエダの植田が女性でありながら低俗を極めた姿を見せているが、笑いが超えていかないので不快が勝る。

ちゃんと服を着ていれば、普通に面白いのに、脱ぐと1つも面白く感じられない。

とにかく明るい安村の全裸芸はバカバカしさが勝っている。

アキラ100%もそうだが、裸になる以上はバカバカしさが振り切れないといけない。

ハリウッドザコシショウが白のブリーフから黒のブリーフに変えたら急に売れたのも、不快さが消えて単純に面白く感じられるようになったからだろう。

それくらい下ネタ系の話題は繊細。

突き抜けた下ネタ系の笑いを還暦前後の芸人がなかなか出せないと思う。

結局、パワーが足らなかったということだろう。

それを時代のせいにすると、色々オワコンになるように思う。

普通にやれば面白いのにね。


スポンサーリンク