スタニングローズ→母ローザブランカは1800メートルで3勝。全姉バンゴールも似たような成績。血統的にないことはないと思うが、ゴリ推しはできない。
スターズオンアースのオッズ次第で券種は考えたいが、単複もロクに当てられない人間が馬連とか当てられるわけがないと思っているので、リハビリを兼ねて単複を予定する。
血統が似たり寄ったりだからスターズオンアースを素直に信じると書いたが、結果的にはその通りになった。
スタニングローズはどちらかといえばチャンスがないことはないけど、本命にはしにくいと思っていた。それが2着なんだから、やはり血統というのは大切なんだと実感した。
ペース的には決して速いわけではなく、ラップタイムを見てもかなり緩んでいる。
しかし、後半の4ハロンあたりでそれなりにペースアップ。
ここで前にいた馬たちは脚を使わされたのかもしれない。
あとは血統面からの地力なのか。
いずれにしてもスターズオンアースやナミュールの位置がちょうどよかった。
ピンハイも4着、もはやここまで好走したらフロックではなく実力である。
しかし、高倉稜だからこの結果なのか、他の騎手ならもっといい成績だったのかは微妙なところだ。
過去に地方競馬で、折笠という浦和の騎手がいて、ハルウララのごとく全く勝ち星に恵まれない騎手がいた。
その騎手が浦和で初勝利を挙げる事件を起こすのだが、次走に騎乗したのが的場文男。
1秒以上の圧勝だったというから、やっぱり騎手で変わるのかと個人的には思った。
ただカレンブーケドールみたいに津村を降ろしたら結果が向上したかといえば、そんなことはなかった。
個人的にはピンハイが人気になる時がピンハイ外しの妙味の時だと思う。
サウンドビバーチェが放馬をして10分以上発走が遅れた。
不運だったのは発走ギリギリの放馬だったこと、そして、捕まえた場所である。
右回りに逃げて捕まったのが3コーナーや4コーナーのあたりだったと記憶する。
馬体検査を途中でできればいいのだが、もしかしたら走るかもしれないわけでスタート地点に戻さないといけない。
それにだいぶ時間がかかり、結局は競走除外。
過去にオークスではワイドサファイアが放馬して競走除外になっている。
放馬というのは、今後の事を考えるとキャリアに傷がつきやすい出来事である。
馬は幼稚園の子供ぐらいの知能を持つというが、こうすれば休めるんだということに気づきやすい。
これをすればレースに行かなくていいと学習すればそれをやろうとする。
ばんえい競馬の能力試験などでとにかくレースを完走させる、何をしてでも諦めさせないのは馬が憎いわけではない。
こうすればやめていいんだと思われたら、あんな重いソリなんぞ曳かなくなるだろう。
マジメに走らなくなれば競馬にならない。
現役を退かざるを得なくなるだろう。
その場合、ばん馬は馬肉にされてしまう。
最初から食肉用で育てるのと、競走馬用で育てるのでは全く意味が違う。
だからこそ、ついつい暴力的に見える行為をするのだが、こればっかりは理解してくれない人が出ても仕方ないかもしれない。
放馬をすればレースを休んでもいいとなれば、それがクセになる。
もちろん放馬しても除外にならず走ればそこまで問題はないだろう。
それに放馬したって、一部の馬は全く関係なくキャリアを重ねるかもしれない。
サウンドビバーチェがその例になることを祈る。
ただ、ワイドサファイアもそうだったが、それ以降苦戦した馬が多い。
本当にラッキーだったのは、他の馬に被害を加えなかったことぐらいか。
あと中内田厩舎がなぜ2000メートルを超えると急にパワーが落ちるのか。
これに関しては令和の競馬七不思議の1つとして語っていきたい。
何回かワイドサファイアについて触れたが、この時のオークスの本命はハシッテホシーノだ。
みんなのウマ倶楽部、一応毎週見てたが、これならウマなでの方が良かったなぁと思いながら見ていた。
しかし、なんだかんだで15年近く、フジ深夜の競馬番組はこの時のカラーが色濃い。
1頭の放馬で色んなことを思い出してしまった。