前走トライアル別
スプリングステークス
・過去10年で2勝だが、共同通信杯やホープフルステークスからの直行が成績を残しており、なかなかに寂しい。
・過去10年では2着以内が絶対条件。以前は3着以下でも馬券になっていたが、傾向は変わっている。
・コンマ2秒までの負けかつ2着以内が最低限で、さらに厳しく、タイム差なしの負けかつ2着以内が理想的。
→該当馬はビーアストニッシドのみ。5番人気であれば許容範囲。ただ岩田康誠騎手がデシエルトを選んだあたり、どう影響するか。
ディープインパクト記念弥生賞
・伝統的なトライアルだが、過去10年でまさかの未勝利。スプリングステークスよりも連対率や複勝率はいいが、未勝利は寂しすぎる。
・弥生賞は5番人気以内でコンマ3秒以内の負けかつ掲示板以内が目安になる。弥生賞で権利がとれなくても本番で巻き返したケースもチラホラ。
→該当馬はアスクビクターモア、ドウデュース。中山巧者という点ではアスクビクターモアの方がいいかもしれない。
若葉ステークス
・信頼度はどうしても落ちてしまい、若葉ステークスも未勝利で、連対率なども微妙。
・若葉ステークスの場合は明快で、1番人気で連対した馬のみ。
→該当馬なし。デシエルトは強い競馬で勝ってはいるが、ライバルはビーアストニッシド。岩田康誠騎手のチョイスが正解かどうかが問われる。
別路線組
・過去10年5勝の共同通信杯組も明快に絞れて、1番人気もしくは1着。
・近年のトレンドになりつつあるホープフルステークスはさらに明快で、1番人気1着のみ。
・その他の路線は前走重賞で1着が絶対条件。5頭中4頭が1番人気、もう1頭は2番人気だった。
→該当馬は東スポ杯1着のイクイノックス、共同通信杯1着のダノンベルーガのみ。ホープフルステークス1着のキラーアビリティは2番人気。
過去10年の皐月賞穴馬の傾向
・重賞で複数回の3着以内経験あり
・2000メートル以上で勝利経験あり
・前走重賞勝利
この3つの条件を複数クリアした馬が好走しやすい。
複数クリアした該当馬はアスクビクターモア、オニャンコポン、キラーアビリティ、ビーアストニッシドの4頭。
穴馬となるとオニャンコポン、意外と人気が低いビーアストニッシドのいずれかになる。
継続騎乗を考慮するとオニャンコポンを推したい。
皐月賞2022最終的な予想
ビーアストニッシドもしくはオニャンコポンを本命にする予定だ。
桜花賞同様、調教と人気で決める。
あと今週は途中で天候が芳しくない予報になっており、馬場次第ではビーアストニッシドに絞る。
京成杯からの直行といえば、オニャンコポンの父エイシンフラッシュもそうだった。
12年前は弥生賞やスプリングステークス、若葉ステークスのトライアルが幅を利かせ、毎日杯組がたまに絡んだ程度。
時代は変わり、トライアルを使わない組が主流になってしまっている。
桜花賞同様本命不在、スターズオンアースのような馬が出てきても何ら不思議ではない。
木村哲也厩舎は有力馬が多く、チャンスはあるだろう。
不倫で干される世界もあれば略式起訴で前科がついても通常営業の世界もある。
どちらが公平でどちらが不公平なんだろうか。
困ったら高い方を選ぶ、貴ちゃんねるずで石橋貴明が言っていた言葉にも背中を押してもらい、オニャンコポンもしくはビーアストニッシドにする。