前走レース別
トライアル組
・過去10年で54頭が参戦しているニュージーランドトロフィー組は3勝も、他に3着2頭だけと寂しい。
・ニュージーランドトロフィー組は、5番人気以内かつコンマ5秒負けまで。
・2018年にトライアルになったアーリントンカップはこの4年で3着馬3頭と微妙。
・アーリントンカップ組は3着以内でコンマ2秒まで。
→該当馬はキングエルメス、ジャングロ、タイセイディバイン、ダノンスコーピオン、マテンロウオリオン。前走で本番を見据えた走りだったのがマテンロウオリオン。人気が落ちるようなら面白い
クラシック組
・トライアル組よりも信頼度がそれなりに高い、皐月賞や桜花賞からの転戦組。
・桜花賞組はソングラインの例外もあるが、基本的には前走1番人気もしくはコンマ2秒負けまで。
・皐月賞組は、NHKマイルカップが初のマイル、マイル重賞勝利経験のいずれかがほしい。
→該当馬はアルーリングウェイ、ダンデスヴュー。ダンデスヴューは初のマイルで、皐月賞は1秒以内の負け。元々左回りで実績を残し重賞2着もあるので、意外と面白い存在になりそう。
その他のレース
・ファルコンステークス組は、2番人気以内かつ2着以内。
・桜花賞や皐月賞に関するトライアル組は、2番人気以内もしくは2着以内もしくはコンマ5秒の負けまで。
・その他は1番人気もしくは1着が欲しい。
→該当馬はインダストリア、セリフォス、プルパレイ。セリフォスに関しては去年の朝日杯以来。今年初戦がNHKマイルカップというケースは好走しにくいが。
NHKマイルカップ穴馬の傾向
・マイル重賞勝利経験
・前走重賞で1番人気かつオープン特別以上で勝利経験
・クラシックのトライアルで3着以内かつオープン特別以上で勝利経験
・初のマイルかつ重賞で連対経験
・3勝かつオープン特別以上で勝利経験
マイル重賞の経験は大きいが、オープン特別以上で勝利経験があって、プラスアルファがあれば穴馬候補になる。
穴馬候補はダンデスヴュー、トウシンマカオ。
トウシンマカオは、「前走重賞で1番人気かつオープン特別以上で勝利経験」に該当する。
クロッカスステークスでプルパレイに勝っており、ファルコンステークスでは先に57キロを経験。ファルコンステークス1回だけの走りで評価を落とすなら、穴馬としての妙味はある。
NHKマイルカップ最終的な見解
このデータは、基本的に前走レース別の傾向を重視したいので、本命はレース別のデータの該当馬から選ぶ。
本命は、マテンロウオリオン。
前走は明確にNHKマイルカップを意識した走りで、それでもタイム差なしまで迫っている。
叩いてよくなるタイプで、新馬戦2着から未勝利の身分で1勝クラスに格上挑戦、アルーリングウェイに競り勝った。
型破りな要素、昆厩舎×横山典弘コンビの絆の深さ、横山家の勢いなどを加味し、本命にする。
相手は悩みどころだが、これだけ多いのであれば変に手広くするよりも単複で良さそう。
穴馬でダンデスヴュー、トウシンマカオを絡めていく感じでもよさそう。
データはいいが、馬券下手。
これを書いてる人物の悪い流れを、ぜひとも活用していただけるとありがたい。