前走クラス別
前走1勝クラス
・過去10年で7勝とフローラステークスのトレンドであることは確かだが、ここ数年はやや弱い。
・過去10年で馬券圏内は14頭だが、そのうち前走1着は8頭。残り6頭の中で4頭が2番人気以内もしくは2着以内。
・中山や阪神を使っていた馬がほとんどで、春の中山阪神をパスした馬たちは多くない。
→該当馬はシンシアウィッシュ、ラスール、ルージュエヴァイユ、ヴァンルーラー。前走6人気だったヴァンルーラーはやや評価を落とすとして、穴人気しそうなのがシンシアウィッシュ。良くも悪くも相手なりに走るなら、ここでもそれなりにやれそうか。
前走重賞
・前走GⅢで1勝2着5回、最近トレンド的に強まってきた。
・フラワーカップ組がそれなりの強さで、5着以内かつ1秒以内の負けであればどうか。
・クイーンカップ組もフラワーカップ組と同じようなトレンドでいいだろう。
・前走GⅡ以上では過去10年3着以内もない。
→該当馬なし。面白いとすればエリカヴィータだが、休み明けがどうか。パーソナルハイはいくらなんでもローテが厳しい。
それ以外のクラス
・新馬未勝利クラスは、1番人気1着が絶対条件で、コンマ2秒以上の差をつけておきたい。
・オープン特別組はほとんど来てないが、ここも1着が欲しく、コンマ2秒以上の差がポイントに。
→該当馬なしだが、人気度外視ならゴールデンアワー。人気薄の可能性が高い馬だが、横山武史騎手が騎乗する。流れの悪い時ほど予期せぬところで一発を入れやすく、競馬ファンをよりイラつかせるのだが。
フローラステークス穴馬の傾向
穴馬の宝庫と化すフローラステークス。ここでは過去10年で2ケタ人気で3着以内に入った馬を中心に傾向を探る。すると、こんなデータが。
・2000メートルで勝利実績
・稍重以上で2勝
・フローラステークス時点で連勝中
・コンマ3秒以内の負けが5回以上
ただ明確なトレンドがあるわけではなく、色んなタイプの穴馬が出てくる。
相手なりに走る馬が未勝利の返す刀で結果を出すケース、連勝してるのに12番人気だったモズカッチャンなど色々いる。
相手なりに走るという点では先ほども紹介したシンシアウィッシュ。
連勝中だとやはり先ほど紹介したルージュエヴァイユ。
ただこれといった穴馬はデータでは絞り切れなかった。
フローラステークス2022最終的な見解
ここは難しく、荒れても不思議ではないが、かといって、何が穴馬かもデータではわからない。
これを書いているのが木曜の夜なので、出るかはわからないが、ゴールデンアワーにしてみた。
理由は乏しいが、あわよくば逃げ粘ってくれないかという期待を込めて。
全体的に距離不安のある馬が多く、あんまり狙う気にならない。
あと、横山武史騎手は大舞台で派手に負けてるから印象は良くないかもしれないが、現状キャリアハイの成績。
勝率や連対率などは去年と比べて劇的にいい。
にもかかわらず、乗れてないと多くのファンが誤認してくれるなら、ゴールデンアワーはそんなに人気にならない。
得てしてこんな時ほど人気サイドというしょぼいこともあり得るが、ここは穴を狙いたい。